過去
はじめまして、Miyabiと申します。
今作品から素人作家を始めさせていただきます。
ただ一人の妄想好きの人間が趣味で書いているだけなので文章やストーリーにおかしいところもあるとは思いますがどうか暖かく見守ってやってださい。(デウス・エクス・マキナ不可避)
「お母さん!お父さん!ねえ、ねえってば!」
目の前には真っ白な顔をした両親が静かに寝ていた。
しかしいくら揺すぶっても二人は目をあけない。
二人は冷めることのない眠りについてしまったのだ。
そう、この時はわかっていなかった、わかりたくもなかった。両親が”死んでしまった”という事実を。
俺を見る周りにいる親戚や両親の仕事先の人たちの憐れむような蔑んだような目が怖かった。
だから、助けてほしかった。
運動ができて優しい父親に。いつも笑顔で出迎えてくれた母親に。
もしかしたら起きるのではないか、これは夢なんじゃないか。
何回も両親を揺さぶり、何回も頬をきつくつねった。泣きじゃくってたくさん目をこすった。
それでも目を開けたときの現実は変わらず、変わったのは俺をみる周囲の人の目だけだった。
今回はプロローグ的な何かで終わらせていただきました。
自分でも実際どういう流れにもっていこうかかなり悩んでいる状態です。
あんなに面白い展開が思いつくプロ作家さんはホント素晴らしいなと思いました。
ゆっくりではありますが続きもぼちぼち投稿したいと思います。
それでは、失礼させていただきます。