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悪神の巫女  作者: 夢見茅
2/8

第1話

(。・ω・)ノども

前回の『昔物語』で絵本をイメージしたくて全て平仮名にしましたが、どうでしたでしょうか。

私的には凄く読みずらいです。

まぁ、直す気はないですが。

今回から、主人公が出てきますよ。やったね

「なあ、なあ、この話どう思うよ」


テスト勉強で図書館に通いつめて4日目。

勉強に飽きた双子の弟、柚乃ゆずの椿つばきが近くにあった本を読み漁っていた時に不意に声をかけてきた。


「どれだ?」


「これだよ、これ。『憐れな悪神』って話」


そう言いながら、手にしていた絵本を見せてくる。


「ああ、これか。昔、婆ちゃんに読んで貰ったっけな。また、懐かしい物を。どこから持ってきたんだ?」


片手で絵本をパラパラと捲りながら、空いた手で幼児向けの本棚を指す。


「そこの『ウォー〇ーを探せ』の横にあったぜ。懐かしかったから読み返してみたんだが、よく分からなくてな」


椿が不思議そうに気になったページを開いた。


「ここの復讐してやるって言ってるとこあるだろ?なのにその後何もして無いんだ。あそこまで悪意剥き出しで死んでったのに。俺ならもう少し粘るけどな」


粘るってなんだよ、と疑問に思いつつ「まあ、子供向けだし、そこら辺は適当なんじゃない?」と勉強に集中させろという眼差しを向けながら投げやりに返す。


「それ言っちゃたらおしまいだけどさ、悪神も悪神で自業自得だと思うし、神様達も墓建てただけで許して貰おうなんて甘ったれるなとは思うぜ?でもなあ、悪神が何もしないのは、なんか理由が有りそうな気がするんだよな。それこそ復讐する機会を待ってるとかさ」


そう言い終えた椿は、伸びをしながら呻く。


すると、5時を知らせるアナウンスが入った。


「よっし!今日はここまでだな!帰るぞ、ひいらぎ!」


そそくさと課題や筆記用具をカバンに仕舞うと、早く帰るように俺を急かしてくる。


「お前、今日プリント何枚やった?明後日からテストって知ってるな?なんで課題やらずに本読んでんの?写させないぞ?赤点あったら問答無用で母さんに報告するからな?」


「それだけは勘弁してください!だ、大丈夫だって。最悪、徹夜で終わらせるから」


椿は腰を90度曲げて懇願した後に冷や汗を掻きながら訳の分からない弁明をする。


「何のためにさっきまでここで勉強してたんだ、あと部屋同じなんだから夜に電気付けるなよ。寝れないから」


「そんな!俺に赤点を取れと!?鬼!悪魔!悪神!お前のカーちゃんでーべーそー!」


「小学生か。ていうか母親一緒だろうが」


「あ、そっか。まあ、どうでもいいや」


椿は心底、本当にどうでも良さそうに言いつつ、出口に向かった。


「お前まだ、母さんのこと認めてないのか?」


「当たり前だろ、俺の母さんは母さんただ1人だけだっつうの。お前こそあいつの事認めたのかよ」


「仮にも母親なんだからあいつ呼びはやめろ。そうだな、認めたか、認めてないかで言えば、そうだな」


「勿体ぶらずに早く言えよ」


母親の話をして少し、イラついてる椿。


「微塵も認めていないな。それどころか死ねば良いと思ってる。母さんを自殺に追い込んで、傷心中の父さんに付け込んで再婚までするなんてな。しかも俺らに邪魔だから出ていけだなんて、よくもまあ言えたもんだよ。呆れる通り越して殺意すら湧くね」


少し驚いた顔をした椿。しかしその後直ぐに笑いながら、


「あっはっはっは!相変わらずだな、柊は。表では何考えてるか分からんが、裏ではもっと何考えてるんだか分かったもんじゃない。あーあ、本当にあいつ死なねぇかな」


二人して母親に殺意を抱きながら、図書館の扉を開ける。


すると、眩しい程の光が俺達を包んだ。

(。・ω・)ノども、さっきぶりです。

主人公達の名前なのですが、冬と春の間に産まれたからその名前がつけられました。

わかり易く言うと、2月と3月の間ですね。

私の感覚では、3.4.5が春で6.7.8が夏、9.10.11が秋で12.1.2が冬ですかね。

そう言えば、もう冬ですねぇ。

朝、毛布が手放せなくて大変です。

最近では、ノロウイルスやインフルエンザが流行っているそうですね。

私は予防接種はしてないので気を付けないと大変ですが、皆さんはしっかりしておいた方がいいと思いますよ〜。

それでは!以下待て次回、続け!(・ω・)ノシ



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