表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/7

プロローグ


「ごめんなさい、ハルキくん!私好きな人がいて」


 そう言って制服姿の女の子は頭を下げて走り去っていった。


 まじか……。今回は勝算あったのになんでだよ。だけどこれで俺の戦績は10戦3勝、野球なら三割バッター、悪くないはず。

 っていうか好きな人がいるってなんだよ。好きな人いたのにあんなに話してくれてたのか。まさか好きな人、俺??……な訳ないよな。


 そう考えているハルキの頭上は灰色で今にも雨が降り出しそうだった。


「やば、早く帰らんと」


 今日傘忘れたんだった。雨が降る前に帰りたいけど失恋した後だし雨に打たれるのも悪くないかもな。

 じゃあ、歩くか。


 学校を出ると外はもう薄暗くなっていた。すぐ隣の車道では音を立てて車が走り去っていく中、ハルキの頭の中にはもう先ほどの出来事はない。


「空から可愛い女の子でも降ってきてくれないかな」


 そうぼやいた瞬間、ハルキの前方が黄色に光った。


 もしかしてこれほんとに女の子来る流れじゃね!?


 期待を胸にハルキは小走りで光の元へ向かう。

 すると、今までそこに何もなかったのに急に人影が見える。


「これがちなやつじゃん!」


 しかし叫びながら走り寄るハルキが想像していないような声が光の中から聞こえてきた。


「男はいねえかー!」

 


 


 


 


  

 

異世界ファンタジーです!良ければブクマ等よろしくお願いします!励みになります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ