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有馬哲司教授


 1


 アフロ頭の不審者を見事撃退した榊雷蔵。

 破壊された扉の入り口の向こう側に退避している女三人に呼びかけていく。

「おーい。もう大丈夫だぞ!」

 これに反応した女三人は、吹きっさらしの入り口の枠から顔を上から順に、里美、ホタル、聡子と出していった。そしてホタルが代表して確認してくる。

「終わった?」

「終わった終わった。だからもう入ってきていいぞ」

 話しかけ方が、まるで姪っ子に対するようである。

 失礼しますと一応は断ってから部屋に入ってきた女三人。

 そして、改めて雷蔵は有馬哲司教授に向き合い、頭を下げる。

「お騒がせしました」

「ん?ーーーいやいや。助けてもらったのは私のほうだ。礼を言いたい。ーーーありがとう」

 椅子から腰を上げて、榊雷蔵に頭を下げた。

 そして、おもてを上げて部屋に入った面々に目を通していく。

「壊されたままにしておいてくれないか、あとで工業科の生徒に見せるから。ーーー今日は賑やかだな、お客さんが多い」

 片付けようとしていた雷蔵たち四人を制止して、本棚に立てかけてある物を指さしたのちに手招きに変えた。

「そこにあるパイプ椅子を使っていい。榊雷蔵君、私に話があったから来たんだろう? お連れさんたちもどうぞ。せっかく足を運んでもらったんだ」

「では、ありがとうございます」

 と礼を述べながら、雷蔵はパイプ椅子を広げて腰を下ろした。

 残りの女三人が座ったのを確認して、有馬教授も椅子に座り直していった。机の引き出しからパンフレットと土産物一覧の写真を出して、背もたれもたれにかかる。

「君と君の相棒から電話を受けていた。声を聞いた感じの通り、良い青年だな」

「ありがとうございます」

「君たちがたおかげで、風通しが良くなった。良い空気だ」

 眼鏡を指でただして、微笑んだ。

「陰洲鱒と海原摩魚君のことと言っていたね。なにから話せばいい?」

 明るい空気の四人が入ったことで、有馬教授も機嫌が良かった。

 だが、その空気を打ち砕くひと言を雷蔵は吐いていく。

「先日の晩に、その海原摩魚さんがCIAと名乗る一団に誘拐されて、彼女の妹の海原みなもさんからの依頼を受けて取り戻すために、摩魚さんについての人物像を聞いてまわっているんです」

「…………は? 海原君が、誘拐された?」

 椅子から身を乗り出して、目を見開いた。

 そして、力なく椅子に身を落として両手で顔を覆う。

「なんてことだ。あれだけ私なりに守っていたのに……!」

 机に両肘をついて顔を覆ったまま嘆く。

「鱗子さんになんて言ったらいいんだ!」

 これを見ていた雷蔵は右左とに座る女三人に顔を向けて、絶望している教授を静かに指さしてみせた。右側の里美も左側のホタルと聡子も、納得したのか頷いていく。真剣な顔つきをして、雷蔵が切り出した。

「そのことについては、朝、俺の家を出る前に鱗子さんに伝えました。そして、あなたと同じ反応を見せました。なので、海原摩魚さんの誘拐はかなり深刻な状況だと俺と響子は判断しています」

 この報告を耳に入れた有馬教授は、両手を顔から放して目の前に座る好青年を見つめた。その切れ長な眼差しの奥にある、群青色の瞳に涙を溜めていたのだ。この白髪交じりで背の高い痩身の男が泣きの感情をあらわしているということは、ひじょうに珍しいことであり、この様子を見てしまった雷蔵の両側に座っていた女三人たちは胸の奥の痛みを覚えてそれぞれの目を潤ませていった。有馬教授は眼鏡を外して折り畳み、茶色いスリーピースの胸元のポケットにさして、指で目もとを拭っていったのちにまばたきをして深呼吸する。すると、冷静さを取り戻したのか、落ち着いた眼差しで雷蔵を見つめ直した。ただし、口元は強く結ばれている。

「娘の……、摩魚のことを知った鱗子さんは、どうしていた?」

「泣いていました。朝の早い時間から悪いことをしたと思っています」

「いいや、君は悪くない。誘拐した奴らと学会、そして教団が悪いんだ。ーーーいったい、連中の欲はどこまで続くんだ。五年前の黄肌有子君、一昨年の海淵真海君、昨年の潮干ミドリ君、そして今回、摩魚……」

 悔しそうに呟いていった有馬哲司教授は、パイプ椅子に座ったまま親指で右を指したあと人差し指に変えて左を指している雷蔵に気づいた。そこには、衝撃の事実に驚愕して目を剥いて口を開けている女三人がいたではないか。

「ままま摩魚ちゃんが、教授の、娘……!」

「ままま摩魚さん、おやおやおや親が二組……!」

「おいおいおいおい美味しいお魚屋さんの、摩魚さんが、美味しいお魚屋さんの娘ではなかった……!」

 里美、ホタル、聡子。この順の反応である。

 正直、吹き出しそうになった有馬教授だったが、ここは抑えてひとつ咳払いをしたあとに静かに言葉を出していった。

「まあ、その……、娘“のような”、だな……」

 もう手遅れです。

 女三人それぞれが呼吸と気持ちを整えていく。

 そして、里美から切り出した。

「私、あの、教授は独身だと思っていたんですけど、ご結婚されていたことにもビックリしたんですけど。そのー、先ほど名前を出された鱗子さんって、どなたでしょうか?」

「指輪をしていないのは、家族を私なりに守るためだったんだ。教団の信者も人魚も、学会の学会員も、それぞれあるていどの世代交代があって私たちのことも知らない世代に変わって、知られることもなくなるだろうと考えていたわけだ。ーーー鱗子さんは私の妻だよ。君たちはもう知っているはずだが、有馬鱗子ありま りんこと言ってだな、朝の情報系バラエティーのワンコーナーに出演しているんだ」

 少し微笑んで、妻の仕事を語った。

 ホタルが黄色い声をあげる。

「え? あの鱗子さんだったの! 私、彼女のファンなんです!」

「それはありがたい。妻が聞いたら喜ぶよ」

「ああ、もう! どうしよう!」

 濃い稲穂色の瞳を涙でいっぱいにさせて、両手で頬と口元を覆う。

「あーん、もう。きゃわいい」

 感激するホタルを見ての里美の感想。

「きゃわわわん」

 聡子も同意見。

 そんな中で。

「まあ、そういうことです」

「雷蔵君、どういうことでそういうことなんだね?」

 動揺を見せる有馬教授。

「まあいいか。ーーー“職場”にいたのは鱗子さんだけではなかっただと思うが。彼女には、リモートで報告してくれたんだよね」

「はい。あなたの妻の鱗子さんに泣かれて、その娘さんの虹子にじこさんからこっぴどく怒られてしまいました」

「虹子が君に怒ったのか?」

「はい」

「虹子が?」

「はい、そうです」

「なぜ雷蔵君が怒られなきゃならないんだ?」

「鱗子さんを泣かせたからじゃないでしょうか」

「待て待て待て。虹子は二二歳の娘だぞ」

「確かに、立派に成人された人でした」

「ではなぜ、君が怒られてしまったんだ?」

「鱗子さんを泣かせたからですね」

「それって雷蔵君のせいではないよな?」

「そうですね。摩魚さんが誘拐された報告をしただけです」

「じゃあ、虹子が君を怒ったのはなんなんだ?」

「報告を聞いた鱗子さんが泣いたからじゃないでしょうか」

「だからそれ、君のせいか?」

「いいえ」

「なら、どうして娘が怒ったんだよ?」

「あなたの奥さんが泣いたからです」

 聞いていた女たち三人は我慢できなくなって、パイプ椅子から飛ぶように立ち上がり、各々が顔と首に青筋を浮かべて目と歯を剥いて男二人を力強く指さして怒鳴っていく。

「くぉら、お前ら! 無限ループやめんかい!」

「おい、雷蔵! 無限地獄やめろ! 適当なとこで切れさ!」

「お前らなにしてんだ! いい加減会話終わらせろよ!」

 以下。里美、ホタル、聡子。


「怒られてしまったな」

「怒られてしまいましたね」




 2


 雷蔵が突然、口元に人差し指を立てて「静かに」の合図を出して、パイプ椅子から立ち上がり入り口にところまで歩いて、破壊された木製扉の破片が散乱している床に目を配っていく。すると、なにかを発見したのか「あ! ハリガネムシ!」と言って三度ほど踏みつけた。このとき、固い薄い殻が割れるかのような音を鳴らす。好青年のこの発言に、女たち三人はギョッとした恐怖と驚愕の表情を浮かべた。これを雷蔵は二つばかり掴んでズルズルと引き抜いていく。すると、極細の艶の無い黒い長い長い物体が壊れた扉の間から出てきて、それは1メートルほどにもなる長大な電線ケーブルみたいな物が二本も青年の手元からぶら下がっていたではないか。続いてしゃがんで破片であろう物も空いたほうの手で集めて握って立ち上がり、女たち三人のもとに歩いてきたではないか。手前の里美は椅子から飛ぶように立ち上がって走り、ホタルの後ろに隠れるかたちをとった。ニヤケた笑みを見せて、雷蔵は手に掴んでいる極細の黒い長い物体を女たち三人に突きつけていく。

「ほーら、ハリガネムシー」

「いやあああ!」

「ひぎいいい! キモいキモいキモいキモいキモい!」

「ぎゃあああ!」

 里美とホタルと聡子は仲良く眼を血走らせて歯を剥いて、恐怖の悲鳴を上げていった。身を引いたとたんにホタルと聡子はパイプ椅子から転げ落ちて、尻餅を突く。この魂の叫びは、当然、部屋の外まで響き渡り、なにごとかとギャラリーができた。マズいと思った雷蔵は、極細の黒い長い物体を持ったまま部屋を出て、廊下にたかっていた野次馬へと「ハリガネムシ」と突きだして見せたら、あっという間に蜘蛛の子を散らすように去っていった。そして部屋に戻ると、里美と聡子が半べそをかいていたではないか。おまけにホタルは顔に青筋を立てている。雷蔵を鬼の形相で睨み付けながら、転倒していたパイプ椅子を両手で持って床に大きな音を立てて置き直して腰を下ろした。あとの二人も、目もとの涙を指で拭いつつ椅子を立て直して座る。この一連の動きを見ていた有馬教授は困った顔をして、未だに黒くて細長い物体を握ってぶら下げている雷蔵に話しかけていった。

「なにをやっているんだ、君は」

「え?」

 その指摘を受けた護衛人の好青年が、ちょっと失礼しますと断って教授の机の上に問題の物体を“とぐろ”を巻かせるかたちにして置いて見せた。そして、残りの手に握っていた破片も置いていく。

「これ、よく見てください。俺が壊しましたけれど、カメラとマイクですよ。ケーブルのカバーに白い文字で社名が入っているはずです」

「なんだって!」

 声を抑えて驚いた有馬教授は、引き出しからルーペを取り出し、極細のカメラとマイクのケーブルにレンズを当てて覗き込んでいった。

「んん? ええと、『FUKAZAWAフカザワ機器』……か。こっちも同じ名前があるな」

 有馬教授と一緒に、立っている雷蔵の両側から里美とホタルと聡子らが眉に皺を寄せて覗き込んでいった。真ん中に立つ雷蔵が、机の上の極細の機器を指さして話していく。

「東日本最大の医療機器メーカー、FUKAZAWA機器㈱の“ご自慢の”医療機器と盗聴盗撮機材ですよ。俺は仕事柄、探偵もしているので、こうした胸糞な道具を見つけたりしてしまうんだ。先に行って話しを聞いてきた鷺山製薬の人たちが、“ここ”にパパラッチ気どりがいると言っていたんで、もしやと思っていたんです。そうしたら不幸中の幸いで、あのアフロ頭がここの扉をぶち破ってくれたおかげで発見することができたんだ 」

「あの大手、盗聴盗撮の道具も作っていたのか……」

「前に仕事の依頼でこれを見つけたときに調べてみたら、マスコミ関係と学会と、あと、外国の諜報機関の御用達でした」

太客ふときゃくを掴んでいるんだなあ」

 医療と盗聴盗撮の道具から顔を上げた有馬教授は、溜め息まじりにこう呟いて腕を組んだ。雷蔵の両側からこれを手に取って渋い顔つきで回し見ていた女三人のうち、聡子が確認するかのように言葉を出してきた。

FUKAZAWAフカザワ……、フカザワ……? ん? 深沢フカザワ?」

「どうしたんです?」

 と、横に顔を向けたホタルから質問されて、言葉を有馬教授へと向けていく。

「ウチの四年生に、深沢ふかざわって小柄でヒョロい男の子いませんでした?」

「ああ、放送部の深沢君か。その彼がどうしたんだ?」

「まさかとは思うんですが、あの“坊や”、医療機器メーカーの御曹司かも」

「…………。まさか」

「なわけないですよね。まさかね」

 雷蔵から顔を向けられて。

「その可能性は考えておいた方がいい。最悪の場合があるからな」

「最悪の場合ってなによ?」

 と、ホタルからの質問に。

「最悪の場合は最悪の場合だよ。その深沢って男は、放送部のサークルにいるんだろ。撮影が好きな奴には良い奴と“ろくでなし”がいる。ーーー俺は鷺山製薬の人から、製薬会社にいる学会員の雑談で、潮干ミドリさんをここの大学のテニスサークルの学会員たちがレイプしたと“自慢話”が出てきたことを聞いてきた。その際に、摩魚さんが助けに入ったらしいが。まあ、それはあとに話すとしてだ。最悪の場合、その放送部の部員がテニスサークルに交ざって撮影していたとしたらどうだ?」

「え? 嘘? ミドリさん……が? あ、え、いや。本当に撮っていたら、さらに“おどし”で…………」

「だろ? 最悪に気持ち悪いだろう」

 少し怒りを含んだ顔を向けてのひと言だった。

 雷蔵のこの珍しい表情を見たことによる強張りもあったが、ホタルにとってはなによりも同郷の同じ陰洲鱒町の潮干ミドリがよりによって長崎大学で性犯罪を受けていたことを知って、衝撃と恐怖が内部から吹き上がってきて身体中と頭の中に広がっていったのだ。潮干ミドリは、彼女は生贄にされる直前まで“そういう目”に遭ったとはひと言も出さなかった。そのことは多分、彼女の両親と妹も知らないはずであろう。

 雷蔵は言葉を続けていく。

「俺は朝、家を出る前に鱗子さんに報告したあと、YouTubeユーチューブで検索してみたらあったんだよ」

「な、なにが……、よ?」

 正直、もう泣きそうだったホタル。

 しかし、この青年から情報が流れ出てくる。

 気力をしぼって質問するしかなかったのだ。

「動画タイトルは『長大ちょうだい鱗娘うろこむすめ』と『元芸能人・潮干ミドリの生着替え』と『キャンパスの姫様の秘密』。一通り視聴してみたが、どれもこれも盗撮だった。そして、その投稿者のハンドルネームは全て『U.M』」

 拳を力強く握りしめていき、目つきが鋭くなった。

「正直言って、良い気分じゃなかったよ。隣で見ていた響子は泣いていたんだ。これを誇らしげに盗撮して投稿している奴に怒りが湧いたぜ」

 雷蔵の話しを黙って聞いていた有馬教授が、口を開いてきた。

「虹子にこっぴどく怒られたあとに動画を視聴したのか」

「はい」

「どうだった?」

「今のところ一番怖かったです」

「ほほう」

「今まで護衛人として解決してきたイカれた女たち以上に恐怖を覚えてしまいました。朝から泣いてしまうかと思った」

「それほど怖かったのか……」

「はい」

「では、摩魚も怒ったら虹子の比ではないだろうな」

「それは……。いえ、気をつけます」

「いやいや、別に君が気をつけなくてもいいんだが」

「いや、でも、あの、“アレ”を朝早くから喰らったらですね、その」

「いったいなにがあったんだよ」

「だから、摩魚さんが誘拐された報告を鱗子さんにしたら泣かれて、虹子さんからこっぴどく怒られてしまったんですよ」

「分からないんだ。君はただ報告をしただけだったのに、その知らせを受けた鱗子さんが泣いたまでは理解できるが、なぜ悪くない雷蔵君に虹子がこっぴどく怒ったのかが正直分からんのだよ」

「俺も分からないですね」

「私も分からないんだよ」

「なら、それはそれで良いんじゃないと俺は思います」

「そうだな。私も同意見だ」

 二〇年ほどの年齢差のある男二人、お互い解決したようだ。



「誘拐される直前に、摩魚さんがあなたに言っていたことはありますか?」

 仕切り直しの雷蔵の質問に、有馬教授は無精髭の生えた顎を撫でて思い出していく。

「確か……。私が必要だと思ったときだけ鞘から抜けばいいのです、だったなあ」

 喉から出かかったマスカキ酒は内に留めておいた。

 驚きをあらわした雷蔵。

「それって、百戦錬磨の武道家じゃないですか。本当に女子大生なんですか? 裏稼業やってませんよね?」

「うむ。間違いなく、来年度に卒業する長崎大学の四年生だよ。ーーーしかし、あの子のプライベートなところまではれてはいないな。摩魚君にも独りの時間があるからな、干渉は避けてきたよ」

「有馬教授、あなたは素敵な人だ。俺から見てもその姿勢は尊敬します」

「お? ど、どうしたんだ? 恥ずかしいんだが……」

「その摩魚さんはですね、古武術のサークルで活動していることはご存知ですか? これは俺も隣にいる石神さんから初めて聞いたことなんですけれど」

「こ、古武術?」

「はい。詳しいことは、石神さんに聞いたほうがいいかと」

 そう言って、隣の里美を手のひらの指先でさした。

「は? 私?」

「話してくれるんだろ?」

「あんた部室出るとき私の話し聞いてた? 案内する、つったでしょーが。話すなんて言っとらんやろ」

「じゃあ案内してくれるか」

「任せて」

 これを見ていた有馬教授が身を乗り出して。

「案内してくれるんだな」

「え? ええ? 教授も、ですか」

 ちょっとビックリした里美だったが、笑顔に変わり。

「いいですよ。付いてきてください」

 そして、有馬哲司教授も加わって、一行いっこうは五人になる。



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