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第八話 休日①

今日は土曜日である。そして、お母さんと買い物に来ている。暇すぎて、暇だったのでついてきた。いわゆるウインドウショッピングというやつだ。


「お母さ〜ん、何買いに来たの?」


「ん〜?紗夜の洋服とか…あとはお昼の食材とか?」


「その”?”は、なに、なにコワイんですけど。」


お母さんは時折、こんなお茶目を言う人だ。最近はほんとに物忘れなのではないか、と心配なのだが…。


「あっ、これよくな〜い?紗夜にピッタリ。」


とある洋服店でお母さんが引っ張ってきたのは、白いフリルがゴリゴリついたワンピースだった。


「やめてよ、お母さん。私そーゆーの似合わないんだから。」


「え〜?そんな事ないと思うけどなぁ〜。」


いやいやいや、そーゆーのが似合うのは、落ち着きのある子だけだから。と、心のなかでツッコミを入れておく。


「じゃあこれは?」


今度出てきたのは、、黒いへそ出しルックと短パンのセットだった。彼女はどうしてこんなにも、合わないものを着せたがるのか。


「だ〜か〜ら〜、似合わないって、それ。 私はヘソ出しなんて着ませ〜ん。」


「いや〜似合うと思うんだけどな〜。」


と、こんな調子で、他にも10着ほど勧められ、「どれか買うまで帰らない!」とゴネ出したので、最初のワンピースにした。(ほかは露出高すぎた…。)


「♫〜♪」


このように、母はとても満足なよ様子である。そして、必要な買い物を済ませて私達は家に帰るのだった。

この服、着る機会あるのかなぁ〜…?

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