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第二十三話 修学旅行⑧

「海だぁぁ〜〜〜!」


私は海についた途端、らしくもなく大きく叫んでしまった。いいじゃん。他に人もいないんだし。


「そんな騒ぐな。近隣の人に迷惑だろうが。」


今まさに心のなかで突っ込んだことを幼馴染(くされえん)の実太に言われてしまった。


「紗夜ちゃん、そんなに楽しみだったんだ〜。時間長く取って正解だったね。」


「うん!海はきれいだし、いろんなものが見れそう。」


私はもう、自分が興奮してることを隠しきれなかった。後ろで3人が微笑んでいることにも気づかないほどに。


とりあえず、ビーチに降りてみる。


「ねぇねぇ!ふかふかだよ!!砂浜ふかふかだよ!!!」


私は、初めて降り立ったふかふかの砂浜にすごく感動し、興奮していた。


「わかったわかった。だからそんなに叫ぶな。」


「あ、えっと、ごめん。ちょっとはしゃぎすぎちゃった。」


私はそこで、ようやく落ち着く。確かに、少し騒ぎすぎたような気もする。


「いや、ちょっとじゃなかったけどね??」


莉絵にそう言われるが、昨日の食べ物を見て目が血走っていた莉絵よりはマシだったと思う。


「まぁまぁ、紗夜ちゃんが騒ぎたくなる気持ちもわかるよ、だってこんなにきれいな海見たことないもん。」


「「ホントだね〜(本当だな。)」」


続いて、岩肌の方へ向かってみる。様々な生物がそこにはいた。


「ヒトデに、小さい魚?、なんかヘビみたいなのもいる〜。」


「本当だな。知らない生物は世の中にいっぱいいるもんだな。」


私と実太は知らない生物達を見て、そんな言葉をこぼしていた。


「あ!みてみてこっち!!」


莉絵が手招きする方へ向かってみると、


「お〜これは貝?干潟でもないのに、こんなのもいるんだね〜。貝殻もいっぱ〜い。きれ〜。」


そんなこんなで、いっぱい楽しんだあと、私達はお昼ご飯を食べるために一度ホテルに戻るのだった。

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