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第十七話 修学旅行②

"元轟豪"は轟豪とは、無関係の創作物で、ご承知おきください。

〜修学旅行二日目〜


私たちは今、クラスメイトと共に首里城へ来ている。

なんでも、ここを見回ったあと、一度ホテルに帰り、そこから半日、それから、明日丸一日、自由行動なのだと言う。移動にかかる経費は学校が負担してくれるとのことだ。太っ腹である。


「え〜ここが首里城です。有名な話ですが、ここの地下には大日本帝国の沖縄戦の司令部があったとされています。」


そうバスガイドさんが言うと、クラスメイトみんな「へぇー」と言う。かくいう私もである。そんなに有名な話なのか?


「んじゃ、各自見て回るよーに。12:00には戻ってこいよ〜。」


先生の号令を受けて、みんなが歩き出す。私たちもゆっくり見て回ることにした。


「ん〜?"ほうのゆたかしゅ"?変な名前だな〜。」


と、莉絵が言う。難しい漢字なのは確かだが、せめて、右から読むことくらいはわかって欲しかった。


「莉絵、あれは"しゅれいのもん"って読むんだよ。よくしゅれいもんって言われてるみたいよ。」


「へぇ〜紗夜ちゃん物知り〜。僕知らなかったよ〜。」


と、いかにも知ってそうな物言いの雨宮くん。知ってるなら別にそんなこと言わなくていいのに。まぁいっか。


その後も私たちは、長い石垣を登っていく。そして、


〜最上階〜


「みてみて〜展望台みたいなのあるよ!紗夜、一緒に行こ!」


そう言うやいなや、ものすごいスピードで莉絵は階段を駆け上がっていく。そんなに急がなくても…。あぁ、ほらぶつかりそう…。


「うわぁ〜いい景色〜。」


「そうだね、莉絵。」


そんなこんなで、気づけば時間が立っており、私たちは長いながーい石垣を降りることにするのだった。


〜ホテル〜


「さて、ここからは自由行動だ。バスを使うなり、タクシーなり、自由にするといい。経費は学校持ちだ。ただ、このカードだけは無くすなよ。このカードからお金が引き出されるんだからな。そのほかにも…」


お金以外も何か言っていたが、私は特に聞いていなかった。


「以上。解散!」


先生の話が終わり、私たちは目的のところへ行くことにした。


「じゃあ行きますか〜"元轟豪"へ。」


私たちはタクシーで元轟豪へ向かうのであった。

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