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フィオナ・ロズワード





シオンと話して翌日早速私はお父様とお母様にシオンの扱いのことあわよくば2人の夫婦仲も改善しよう作戦を実行しようとしているんだが、、

何からしたらいい?昨日の夜から考えてるが何も思いつかないし考えすぎてもうわからない!!


もう当たって砕けろだ!!

まず、お母様に話をつけに行こう!!


コンコンッ


「お母様いらっしゃいますか?」


「オルビア!?どうぞ入って。」


「お母様今お忙しいでしょうか?

少しお話ししたかったんですが、、」


「いえ、大丈夫よ!オルビアが直接尋ねるなんて何かあったのね、あの子のことでしょ!何かされたの?」


「いえあの、何かされたわけじゃなくて、、、」

どうしよう、ノープランで来すぎてなんて言うのが正解かわからない、、


「どうしたの?心配しなくていいのよ?

あの子にされた事ちゃんと話してごらんなさい。」


もう知らん。思ってる事そのまま言っちゃえ!

通じなかったらその時はシオンを連れて逃げなきゃ


「いえ、違うんですお母様!

私はシオンととても仲良くなりました。

まだたった数日しかお話ししてないのに本当の姉弟のように思えるんです。

それぐらい私にとってシオンは大切な姉弟です。

お母様がシオンをよく思ってないのは知っています。

ですが、侯爵家とか、後継者とか家の事情なしでシオンだけを一回でもいいので見てあげてくれませんか?」


怖くてお母様の顔見れないーでも反応なーい

どーしよーおわった?

ゆっくりお母様の方を見たら私をじっと見つめたまま固まってしまっていた。

そして勢いよく口が開いた。


「オルビア、私はあなたのことを思って動いているのよ!あの子が後継者になればあなたの侯爵家としての立場が悪くなると思うといてもたってもいられない。

使用人や他の貴族たちにも後継者になったあの子を優先する様になるはずよ!

そんなこと私は認められないわ。」


「お母様、、私のことを思ってくださって嬉しいです。

ですが、それは大丈夫ですよ!私は侯爵家に生まれお父様とお母様の子供それは間違いないのですから、

使用人も他の貴族の方達も私を無下にしたらお母様たちが黙っていないことはみんなわかっているはずです。

なので後継者が出来ようとも私の立場が悪くなることはありません。大丈夫です。」


「オルビア、、」


「お母様は私が思っていた以上に心配性だったのですね!普段は冷静でなんでもできてしまうお母様しか見てこなかったので、びっくりしてしまいましたが新しいお母様の一面が見れたのと私が愛されてるとわかって嬉しかったです。」


「もちろんよ!あなたは私の子供よ!

愛さないなんてできないわ!

心配するのも当たり前よ!」


「ありがとうございます!では、その愛を少しでもいいのでシオンにも分けいただけませんか?

シオンは前の家では兄弟で比較され出来が悪いと

決めつけられた途端家の中でいないもののように扱われていたそうです。

こちらに養子に来る際もお見送りなど一切なかったそうです。シオンは家族がどんなものか知らないのです。

ですからお母様これからシオンも家族の一員として私の弟に愛を分けていただけませんか?」


「そう、、そうだったのね、私はオルビアの邪魔になると思っていてもたってもいられなかったけど、

あの子もあなたと同じ5歳なのよね、、

私はあの子がこの家に来て酷いことしか言ってないの、大人としても恥ずべき行為だったわね、、

まずシオンに許してもらわないといけないわね。」


「それじゃあ、お母様!」


「今すぐには、無理だと思うわ。

罪のないあの子に酷いことをしてしまったの、

もし、シオンが私の謝罪を受け入れてくれたらその時は家族として一緒に時間を過ごしましょう。」


「そうですわね、、シオンは優しい子です。

きっとお母様を許してくれるわ!

私はその時を楽しみにしております!!」


やった!成功した!!

シオンに報告して!いや、余計なことはしない方がいいかな?お母様が先にシオンに話をされるかな?

私はそれまで普段通りに遊ぼう!


「それではお母様、

お忙しいのにお話し聞いてくれてありがとう!」


「ゆっくりできる時に一緒にお茶でも飲みましょう!」


「楽しみにしています!」


よしよし!当たって砕けろ作戦なかなかいいわね!

あとはお父様ね!お父様攻略できるかしら




一つ一つの文字数多めで申し訳ないです(。-∀-)

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