キミのどんな話でも僕が聞いて! 慰めてあげるよ!
___僕の名前は、『廣澤 涼貴』28歳、今働いている仕事が
楽しくて仕方がないんだ!
僕の仕事は、、、?
いろんな悩みを持った人の話を親身になって聞いて! 慰めてあげる仕事だよ!
___今や! “ストレス社会” 悩みがない人の方が少ないんじゃないかな?
だからこそ! 僕たちみたいな仕事をする人間が今! 必要なんじゃない
かと思うんだ!!!
自分の悩み事を、人に言えない!
親友や仲のいい人もいない! 親にも兄弟にも話せる人がいない!
会社にいけば、相談する人も助けてくれる人もいない!
・・・だけど?
___誰かに、自分の話を聞いてほしい!
___だから! 僕たちみたいな奴が世の中にいると助かる人もいる!
これは! 【人助けだ!】
胸を張って! 誇れる仕事だと僕は思っているんだよ!
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___そして! 今日も悩める者達が僕が働くこの場所にやってきたんだ!
【いらっしゃいませ~】
『___あの? 私の話を聞いてほしいんです!』
『もちろん! お聞きしますよ!』
『___どういう悩みなんですか?』
『私は、夫からDVを受けています! 結婚当初は、彼は優しく私に手
を出すような人ではありませんでした。子供にも優しく! 夫も子供
を可愛がっていたんです! だけど? 愛する私たちの子供が去年、
事故で亡くなってしまって! 夫は私の責任だと思っているんです!
私が、目を離した隙に事故に、、、。それから私に暴力を振るうよう
になったんですが、もう一人私たちの間には子供がいまして、その子
にまで、夫は暴力を振るうんですよ! まだその子は4歳の男の子な
んです! お兄ちゃんといつも比べられていました。あの子には何の
責任もないのに、、、恨むなら私だけでいい事でしょ!!! それな
のに、夫は、』
『___それは、大変ですね! では? あなたはどうしたいと思って
いるんですか? 子供と一緒に家を出ますか?』
『・・・えぇ!?』
『このまま! 何もしない気ですか? お子さんは、どうなるんですか?』
『・・・・・・』
『お子さんの為にも、その家から出て! お子さんと二人で新たな生活を
するという手もありますよ!』
『・・・そうですね、』
___僕は、この仕事のルールを破ってしまったんだ!
突っ込んだ話を、彼女にしてしまったと後で反省したんだが、、、!?
・・・既に、遅かったんだと思う!
彼女は、二度とココに来る事はなかったからだ!
・・・きっと、彼女は僕に話を聞いてほしかっただけ!
DVをする旦那と別れる気も、離れる気もなかったんだ!
・・・例え? 自分の息子が夫に暴力を振るわれていてもね!
DVを受けているひとは、こう思う!
『___今だけ! 毎日、暴力を受けていてもいつか終わる!
また、優しい彼に戻ってくれる』とね!
・・・そんな日は、絶対にないのに、、、何処かで? 夫を信じて
いるんだと思うよ! だから、家から子供を連れて出て行かないんだ!
___僕にとって! この失敗は、、、?
心に残っているよ! だからこそ! 僕は聞き手に徹する事に決めたし!
悩める人の話をちゃんと聞いてあげようと心から想えたんだ!
・・・今頃?
あの女性は? 子供は? どうなっているのかな?
たまに、彼女と子供の事を僕は考える事があるんだ、、、。
最後までお読みいただきありがとうございます。




