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キミのどんな話でも僕が聞いて! 慰めてあげるよ!

作者: 七瀬
掲載日:2020/03/18






___僕の名前は、『廣澤 涼貴』28歳、今働いている仕事が

楽しくて仕方がないんだ!



 僕の仕事は、、、?

いろんな悩みを持った人の話を親身になって聞いて! 慰めてあげる仕事だよ!



___今や! “ストレス社会” 悩みがない人の方が少ないんじゃないかな?

だからこそ! 僕たちみたいな仕事をする人間が今! 必要なんじゃない

かと思うんだ!!!



 自分の悩み事を、人に言えない!

親友や仲のいい人もいない! 親にも兄弟にも話せる人がいない!

会社にいけば、相談する人も助けてくれる人もいない!



・・・だけど?

___誰かに、自分の話を聞いてほしい!




___だから! 僕たちみたいな奴が世の中にいると助かる人もいる!

これは! 【人助けだ!】 


胸を張って! 誇れる仕事だと僕は思っているんだよ!






___そして! 今日も悩める者達が僕が働くこの場所にやってきたんだ!


【いらっしゃいませ~】


『___あの? 私の話を聞いてほしいんです!』

『もちろん! お聞きしますよ!』

『___どういう悩みなんですか?』

『私は、夫からDVを受けています! 結婚当初は、彼は優しく私に手

を出すような人ではありませんでした。子供にも優しく! 夫も子供

を可愛がっていたんです! だけど? 愛する私たちの子供が去年、

事故で亡くなってしまって! 夫は私の責任だと思っているんです!

私が、目を離した隙に事故に、、、。それから私に暴力を振るうよう

になったんですが、もう一人私たちの間には子供がいまして、その子

にまで、夫は暴力を振るうんですよ! まだその子は4歳の男の子な

んです! お兄ちゃんといつも比べられていました。あの子には何の

責任もないのに、、、恨むなら私だけでいい事でしょ!!! それな

のに、夫は、』

『___それは、大変ですね! では? あなたはどうしたいと思って

いるんですか? 子供と一緒に家を出ますか?』

『・・・えぇ!?』

『このまま! 何もしない気ですか? お子さんは、どうなるんですか?』

『・・・・・・』

『お子さんの為にも、その家から出て! お子さんと二人で新たな生活を

するという手もありますよ!』

『・・・そうですね、』




___僕は、この仕事のルールを破ってしまったんだ!

突っ込んだ話を、彼女にしてしまったと後で反省したんだが、、、!?



 ・・・既に、遅かったんだと思う!

彼女は、二度とココに来る事はなかったからだ!




・・・きっと、彼女は僕に話を聞いてほしかっただけ!

DVをする旦那と別れる気も、離れる気もなかったんだ!



・・・例え? 自分の息子が夫に暴力を振るわれていてもね!

DVを受けているひとは、こう思う!


『___今だけ! 毎日、暴力を受けていてもいつか終わる!

また、優しい彼に戻ってくれる』とね!



・・・そんな日は、絶対にないのに、、、何処かで? 夫を信じて

いるんだと思うよ! だから、家から子供を連れて出て行かないんだ!






___僕にとって! この失敗は、、、?

心に残っているよ! だからこそ! 僕は聞き手に徹する事に決めたし!

悩める人の話をちゃんと聞いてあげようと心から想えたんだ!




・・・今頃?

あの女性は? 子供は? どうなっているのかな?

たまに、彼女と子供の事を僕は考える事があるんだ、、、。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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