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前史

 長いこと読み専だったが、こないだググって調べたネタが面白かったので、歴史小説風にまとめて初投稿してみた(10/1)。のに資料写真貼ったり微修正してたらウザくなったので章に分けた(10/4-9)。のが1話が短くなりすぎたので再度まとめた(10/10)。がスマホでは短い方が読みやすいらしいのでまた分けた(10/14)版。

――――――――――――――


 現在の日本では、刺青はヤクザがするもの、悪いもの、という古いイメージがある。

 一方で海外では、刺青はファッションとして入れるのが一般的であることが、スポーツ選手やミュージシャンを通じて、ファッション刺青という新しいイメージで日本に入ってきた。


 しかし調べてみると、ファッション刺青は江戸時代中期の日本で発祥し、幕末から明治初期に日本から英国に輸出された古いイメージであり、刺青は悪いものというイメージこそ、昭和中期の誤解によって生まれた新しいイメージであった。


 そこには明治政府と英国王室の驚くべき歴史があった。(幕末~明治初期の英国大使の手記より)


――――――――――――――

古代~江戸 ― 江戸ファッション刺青の起こり

 前史

 江戸ファッション刺青の起こり

 会えるアイドル町火消


幕末~明治 ― 英国への伝播

 日の沈まぬ帝国

 明治維新

 名彫師


昭和~平成 ― ヤクザ映画による誤解と偏見

 敗戦と新憲法

 ヤクザ映画の流行

 誤解から偏見へ

 再びファッションへ


令和 ― これから

 2020


まとめとあとがき

 まとめ

 蛇足

 あとがき

 制作ノート



前史


 ポリネシア・ミクロネシア等の太平洋の島々には、昔から刺青(いれずみ)文化があった。彼らは古代日本にも渡来し、刺青文化を持ち込んだ。

 縄文時代の土人形、つまり土偶(どぐう)は顔や体に刺青をしている。

 魏志倭人伝(ぎしわじんでん)に曰く、邪馬台国の男は全員が鯨面(げいめん)文身(ぶんしん)、つまり顔と体に刺青があったという。

(なお魏志倭人伝という書があるのではなく、魏・呉・蜀のうちの魏の歴史書の、外国について書いている章の、そのまた倭人の節、とごくわずかの文書であるらしい)

 なお刺青と呼ぶようになったのは最近で、明治だか大正だかの小説由来で、それまでは文身と呼ぶのが一般的だった。

 古事記には、刺青する部族?氏族?豪族?と刺青しない族が政略?結婚して、刺青しない族がする族を見てビックリしたという話がある。

 古墳時代の埴輪(はにわ)には刺青がないから、しない族が主流となったのであろう。

 ヤマト朝廷支配下では刺青文化はすたれたが、琉球(沖縄)やアイヌには近代まで刺青文化が残っていたという。


挿絵(By みてみん)

(鯨面土偶)




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