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オレンジ色の空  作者: 斎藤ゆずは
1/1

出逢い

1話目にしてめっちゃ短くなってしまいました!ごめんなさい!

毎日チマチマと時間を見つけて書きたいな。でも毎回短くなってしまう……沢山書きたい!がんばる!

二度と出会えないような縁というものがあるらしい。それは高校生の僕にとって、縁?そんなものがあるなら早く逢いたいもんだな。とか、日々の乾いた日常に彼女とかいう「潤い」が欲しいもんだ。なんて、誰に対するでもない理不尽な不満をたれさせるには充分な理由になった。


……いや、別に毎日のように彼女欲してるわけでもないよ。だいたい僕に好きな人とかいないし。これからそんな人に逢えるとも思えない。



1.出会ったのは文化祭準備期間でした



「いや彼女とかつくらないし」

僕の口から漏れてしまった。

「はいはい。また翔流の“強がり”が始まったなー」

……うるせーな

「ちがうぞ朋大これは事実だ。僕は顔もいいしスタイルも抜群で運動神経だってある。成績もいいし頭もいい。これでモテないはずがないんだ。てかモテるし」

棒読みで返すと案の定、朋大はツッコミを入れてきた。うん、コイツとの会話は楽しい。

「そんな風に過激な自己肯定を棒読みでできるのは翔流、お前くらいなもんだな」

「引いたか?」

「だいぶ」

「そりゃカワイソーニナー」

朋大は俺の適当な一言に何故か笑いだした。釣られて僕も笑ってしまった。笑う気なんてなかったのに。


「つーか翔流、お前彼女いらないいらないって最近口にしすぎじゃないか?逆に欲しがってるように見えてるよ」

「いらないっての。それよりも俺たち今遅刻してんのにテクテク登校路なんですけど」

イラつきを込めて返しても朋大は気にしてないような顔だ。でも内容も込で気にして欲しいんだが…

「なあ翔流ぅー俺たちこれで遅刻回数何回目だったけか?」

「覚えてねーよ。いやホントに覚えらんねーほど遅刻してんだよ?それも殆どお前が寝坊して俺を待たせるからだろ!」

「毎回待ってくれるお前には感謝してるぜ」

なに親指立ててんだコイツ…なんでこんなのと仲良く遅刻してんだろ俺は…

「兎に角俺は走るからな、お前が着いてこなくても迷わず置いてくからな」

「あ、そういえばさ翔流…」

「なんだ?待ってくれって言う願いなら先にお断りだ」

「今日、青葉祭準備の初日じゃん」

「……あ」


結局遅刻した俺達は担任にこっぴどく怒られてしまった。文化祭の日に遅刻したのだから尚更だ。だるい…まじで朋大には後でなんか奢らせよう。うん


その後も懲りずに着いてくる朋大が面倒くさい

「あー、絞られたぁー…」

「殆どお前が原因だからな…はぁ、ちくしょう長時間の雷で喉が乾いた何か奢れ」

「おかしな例えだな、でも了解、翔流は紅茶な、好物だろ?」

「そうだな、紅茶にしてもらおう」

そう僕は紅茶が好物だ。偏見だが、一般高校生が好きな飲み物ってコーラとかポカリとかそこいらの清飲料水なんだろうけど…僕は紅茶なんだ

「紅茶はいいが翔流、俺たちって青葉祭準備じゃ、何係だっけ?」

「たしか、展示係だ」

「んー…なんだったっけ?」

なんでニコニコしながら言うんだよ…

「展示係は学校の展示物を作って建てるのが仕事だ。」

「なるほど!」

「自分の仕事くらい覚えとけよ」

「悪い悪い」

ほんとに悪いと思ってるのかな…怪しすぎだ


展示係の専用教室は2-1だ


────────────────────────

いや出会えてねーじゃん!ってツッコまれると思います。ホントに。でも眠くて寝てしまいましたw

ちなみに主人公の翔流は“かける”と読みお友達の朋大は“ともひろ”です!読めなかった方ごめんなさい!

ともあれ1話目を読んでいただきありがとうございました!次回には翔流の“縁の人”が登場します!お楽しみに!

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