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神隠しに遭ったら、異世界に居ました。  作者: 神無月夕
外伝 タニア・ガルム・ラタトニア
14/113

蛇足 タニアの恋愛事情

タニア編 外伝其の参

 ギルド指定の宿屋だった【獣人館】が、【オルド三姉妹亭】に改名してから、今日でちょうど四色の月二巡目である。

 この頃はだいぶ経営も安定してきて、顧客も評判も軌道に乗った感があった。しかしまだまだやることは多く、オルドやアールー、ウールーは、毎日を忙しなく働いている。

 そんな時に、タニアはやることもなく、一階ロビーの床を寝転がっている。

 何をする気にもならず、働く気力がまったく湧かない。ゴロゴロと木の床に転がって、ひんやりとした感触を味わっていた。


 タニアはここ数日、ずっとこんな調子だった。

 ただただ朝起きて飯を食って、街を散歩して、昼寝して、晩飯を食って、夜の散歩をして、また寝る。ひたすらそれを繰り返していた。

 それが悪いとは思わないし、当面の目的が何もないのだから、仕方ないとも思う。

 どれほど自堕落な生活だろうと、衣食住満ち足りて、路銀にも困っていなければ、何の問題もないだろう――問題は、ない。

 だが、しゃかりきになって働いているオルドたちを眺めていると、どこか申し訳ない気持ちにもなっている。


 タニアはアベリンワームを退治してから、当然ながら一躍アベリンの街で有名になった。

 冒険者の誰もがタニアを恐れて、タニアの連れであるオルドたちにも手を出さなくなった。そのおかげで、オルドたち三姉妹は、順調に宿屋の建て直しを進められたのである。

 その一方で、破壊された北門の責任はタニアが負うことになり、北門が修復されるまでの間、北の大地から攻めてくる魔族を退治する仕事を請け負うことになった。

 四色の月一巡――三十日間ずっと、タニアは北門で寝泊りして、現れる魔族を屠り続けた。

 一応、日給として、テオゴニア銀紙幣一枚が支給されていたので、おかげでそれなりに稼げた。だが、そんな退屈な日々に、タニアの精神は堪えられなかった。飽きたのである。

 北門の修復は、およそ四色の月三巡と言われていたが、その期間の半ばでタニアは逃亡した。

 そして運悪くタニアが逃げた翌日に、北の大地の魔族が大群を率いてアベリンに攻めてきた。魔族の大群は、守りのない北門から侵入を遂げて、アベリンの街を蹂躙する。それはかろうじて、冒険者ギルドの高ランク冒険者たちの協力により撃退できたが、タニアはその一件で高額賞金首になる。


 さて、そんなタニアだが、逃亡した先は奴隷区画だった。

 城塞都市アベリンにおいて、治外法権地区と言われている区画である。アベリンの街の南東にあり、その区画は東地区と南地区を足したよりも広い敷地面積を誇っている。テオゴニア大陸でも有数の巨大な奴隷市場が存在する場所だ。

 タニアはそこで、ひょんなことから【奴隷解放軍】を名乗るガルム族の女性――ベスタに出会い、暇つぶしに悪徳奴隷商人たちを倒す協力をした。

 その際に、多くの奴隷を解放して、また多くの奴隷商人に恨まれる結果となる。

 二十日ほどベスタと行動を共にしたタニアは、しかし奴隷商人たちを相手にするのにも飽きて、ふらりと貧民街に戻ってきた。


 そして、今、タニアは何をするでもなく、ただただゴロついている。


「……タニア様、本日のお食事はどういたしますか?」

「にゃんでもいいにゃ。オルドの料理は美味しいから、ミルクさえあれば、文句はにゃいにゃ」

「かしこまりました」


 空き部屋の掃除をし終えたオルドが、二階から静かに下りてきて、寝転がっているタニアに問う。タニアは手をひらひらと振って、寝転んだままで返事をする。そんな愛らしい態度に、オルドは微笑み、丁寧に頭を下げるとカウンターに入って調理を始めた。

 今日はまだ、タニア以外に客はいなかった。

 トントントン、と小気味良い拍子で包丁が振るわれて、やがて香ばしい匂いが漂い始める。

 オルド三姉妹亭の調理・清掃担当は、三日ごとの交代制にしており、今日はオルドである。アールー、ウールーも料理は美味かったが、それでも一番美味いのはオルドだった。


「タニア様、昨日は何かあったのですか? 今朝方、アールーから聞きましたが、何やら西地区でランクA冒険者のチームが全滅した、という噂があるようですが……」

「ああ、それにゃ。いや、にゃんと言うか……正当防衛にゃ。散歩してたら、アイツらが、あちしに襲い掛かってきたにゃ。だから、ついついやっちゃったにゃ」

「…………ああ、左様でしたか。お怪我は、なさそうですね?」


 オルドが微笑したまま、若干呆れた様子で納得する。タニアは昨日の出来事を思い返して、あちしは悪くにゃい、と言い訳するように頷いた。

 タニアは昨日、毎日恒例の夜の散歩中、偶然にも冒険者の一群に遭遇してしまった。

 彼らはタニアを見るが否や殺気立ち、陣形を組んで剣を抜いたので、タニアは問答無用に皆殺しにした。抵抗するな、とか、命だけは助けてやる、とか、そんな口上を述べていた気はするが、剣を抜いた時点で、もはや敵である。

 タニアに情け容赦はなかった。そもそも彼らは弱すぎた。


「……にゃぁ、オルド?」

「はい? なんですか、タニア様?」


 そんなあっけなく終わった昨日の殲滅戦を思い返して、ふとタニアはなんとなく漏らす。


「どっかに、あちしより強くて、良い男って、いにゃいのかにゃぁ?」


 その台詞に、オルドは目を閉じてフルフルと首を振った。


「タニア様……それは、だいぶ、難しいのではないかと、思いますよ? タニア様ほど強い殿方は……というよりも、そもそもタニア様と肩を並べるほどの強者が、この世界では数えるほどかと」

「そんにゃのは知ってるにゃ。あちしと真っ向勝負して勝とうにゃんて、そんなのは魔王属ロードに挑むのと同じにゃ。にゃから別に……正攻法じゃにゃくても、こう、勝つ為にゃら、卑怯で卑劣でも、全てを擲てるようにゃ――そんにゃ男、いにゃいかにゃぁ」

「…………それこそ、難しいでしょう。タニア様には不意打ちなど通じませんし、そもそも弱者相手でさえ油断しないでしょう? 大体、全てを擲つ気概があれば、まずタニア様から逃げるに決まっています。そう考えると、やはりタニア様に勝つ為には、タニア様の身体能力を純粋に上回る以外にないかと――」


 天井を見上げて大の字に転がるタニアに、オルドは冷静な感想を述べた。

 タニアの望みは高望み過ぎるだろう。しかし、タニアは、ふぅ、と長く息を吐いてから、けどにゃ、と言いながら食い下がる。


「身体能力がいくら高くても、防げにゃかったり、避けれにゃい攻撃はあるにゃ。それに、油断してにゃくても、隙はできるもんにゃ。だから、闘い方次第では、あちしに勝てにゃくはにゃいと思うにゃ」


 戦闘、特に、殺し合いに、絶対などない。

 それを知っているが故に、タニアはどんな弱者相手でも、自らが負ける可能性を捨てない。だから、慢心しない。それを当然と行えるからこその常勝無敗である。

 オルドはそれを知っているからこそ、タニアの望みが絶対に叶わない高望みであると断言できる。だが、否定するだけでは思考停止と同じだ。

 オルドは、絶対に頷かないだろうな、と思いながらも、タニアに提案する。


「――タニア様が、手加減なされば、あるいは……その可能性もあろうかと思いますが?」

「手加減にゃんて、死んでもしにゃいにゃ」


 その台詞に、オルドは困った顔で微笑んだ。寝転がるタニアが満足するような人間など、少なくともオルドには想像できない。

 タニアは【獣王国ラタトニア】において、最強の名を欲しいままにした天才である。

 弱体化の一途を辿るガルム族の中で、先祖返りと呼ばれる異端であり、若干十三歳にして、獣王国最強の称号【獣王じゅうおう】を冠するほどの実力者だ。また同時に、あらゆる言語にも精通しており、標準語、西方語、東方語の人族三大言語と、獣人語、古獣人語(ラガムラング)新獣人語レギンラング共有語ログと、獣人族の四カ国語も習得している。

 そのうえ、一度覚えたことは忘れず、一度見たものを瞬時に記憶できるほどに頭脳明晰である。それでいて、タニアには微塵の驕りもない。タニアはどこまでも冷静に自己分析していて、決して敵を軽んじず、また己を過大評価したりもしないのだ。

 オルドのような凡人にとっては、およそタニアは完璧超人である。

 そんなタニアを、いったいどんな人間ならば倒しうるというのか。いやそもそも、タニアが誰かに倒されるということが想像できなかった。


「ただいまぁ――あ、姫様! おはようです。今日もここで待機ですか?」

「んにゃ、ウールーにゃ。おはようにゃ。待機……まぁ、そうにゃ」

「――あ、オルド姉さん、はいこれ。晩御飯の食材です」


 タニアとオルドが何気ない会話をしていると、外から大きな袋を抱えたウールーが帰ってきた。ウールーは寝転がったタニアに挨拶をして、袋をオルドに渡すと、カウンター席に腰を下ろした。

 コトン、と目の前に水のコップが置かれた。

 ウールーは三姉妹の末の妹である。胸元まであるストレートの髪を背中に流しており、耳も尻尾も三姉妹の中で一番立派だった。大人しい印象の子で、はにかむ笑顔は屈託なく可愛らしい。

 だがその実、三姉妹の中で一番口が悪く、気性が荒い。普段は猫をかぶって大人しく振舞っているが、少しでも感情が高ぶるといきなりキレる悪癖がある。


「ねぇ、オルド姉さん。なんかね、今日は西地区が騒がしかったよ? 殺気立った冒険者たちが、完全装備で街中を歩いていたし……あ、もしかして、姫様が何かしたんですか?」


 ウールーはカウンターに頬杖をつくと、タニアとオルドに視線を巡らす。

 オルドは苦笑しながら頷いた。


「……タニア様が夜の散歩をなさっていた時、いきなり襲われたそうです。当然、返り討ちにしたそうですが……そのことで警戒を強めているのでしょう」

「え? それ、姫様、大丈夫ですか――って、よくよく考えれば大丈夫に決まってますよね。絶対無敵の無敗神話を誇る姫様が、そこらへんの劣悪種如きに遅れを取るはずありませんから」


 ウールーは一瞬だけびっくりした表情を見せたが、すぐにへにゃと笑顔になって、タニアに向かってうんうんと頷いていた。

 それを見て、タニアはウールーにも何気なく問い掛ける。


「にゃあにゃあ、ウールー。どっかに、あちしより強くて、格好良い男、いにゃいかにゃ?」

「――バッ、何を!? そんな、ありえないですよ!? 姫様より強い? 格好良い? そんな幻想、存在するんですか?」

「……ウールーじゃ、話ににゃらにゃいにゃ」


 タニアの問いに、ウールーはブッと水を吹き出した。そして全力で首を左右に振りつつ、全否定する。タニアは、はぁ、と溜息を漏らす。


「タニア様、その、一つお聞きしますが……タニア様はどのような殿方が好みなのですか? 確かに殿方は、強いに越したことはありませんし、タニア様に釣り合う方ともなれば、相応の実力者でなければならないと思いますけれど……ある程度の妥協は必要かと」

「好みにゃ? にゃにゃにゃ――最低でも、あちしに勝てる奴に決まってるにゃ。妥協にゃんて、死んでもごめんにゃ」

「――姫様、それだと、永遠に結婚できないですよ。あ、でも、それもありですね。姫様が誰かと一緒になるなんて、ちょっと考えたくないです」


 タニアの好みを聞いたオルドは、結婚できない発言のウールーに内心で賛同していた。決して口には出さないが、タニアのその最低条件は、不可能と同義だとオルドは思っている。

 しかし、当の本人であるタニアはそうは思っておらず、口をへの字に曲げつつ言い返す。


「永遠は失礼にゃ。そんにゃわけにゃいにゃ――いつかあちしの魅力にメロメロになった男が、何とか努力して、あちしを倒すに決まってるにゃ。そりゃまぁ、あちしもそう簡単にゃあ負けるつもりにゃいけど……あ、そうそう、好みと言えば、目的の為にゃら命なんて惜しくにゃいって気骨の、古いガルム族の男児みたいにゃ性格がいいにゃ。それでいて、さりげなく優しくて、あちしにメロメロにゃのに、それを表に出さない冷静沈着にゃ感じが理想的にゃ」

「姫様、それってどこの異世界の話ですか? 姫様の魅力はまったく否定しませんし、姫様の為になら、命の一つや二つ捧げるくらいの猛者は現れるでしょうけど……目的の為に命を惜しまないなんて、そんな古臭い獣族の精神を持った男は、今のご時世どこにもいませんよ? まぁ、それよりも何よりも、姫様を倒すってことが不可能ですけどね。だから、結婚なんて諦めたほうがいいですよ」

「……ウールーは、厳しいにゃあ」


 ウールーの断言に、タニアは不貞腐れたように床を転がる。そして、つまらにゃいにゃ、と呟きながら、誰も来ない入り口を呆と眺めた。

 男性の好み云々はとりあえず置いておくとしても、永遠に結婚出来ないと言う台詞はなんとも嫌な響きだった。

 タニアはこう見えて、漠然とだが、二十五歳までには子供を産みたいと考えていた。その人生設計を、真っ向から完全否定されたのだから、なんとも悔しい思いだった。

 話の発端は、昨日の弱すぎる冒険者たちを思い出して、ふとした思い付きで振った話題だが、それがまさかタニアの全否定に繋がるとは想像していなかった。

 オルドとウールーの態度を見るに、おそらくアールーに振っても同じ反応が返ってくるに違いない。タニアはモヤモヤ感を拭い去れなかった。

 とはいえ確かに、タニア自身も、二人の意見は納得できてしまっている。

 これはちょっとばかり、真面目に恋人を探さないと、本気で結婚が危ういかも知れない。タニアはほんの少しだけ危機感を覚えた。

 しかし、真面目に恋人を探すと言っても、そんな簡単に見つかるならば苦労はない。

 実際、獣王国ラタトニアで王女をしていた時は、毎年、世界中から強い戦士を集めて、婿選びの大会を開催していた。だがそれでも結局、誰一人タニアに勝てる猛者は現れなかった。

 ならば世界を旅して、好みの男を探す――否、それも時間の無駄に思える。このアベリンに至るまででさえ、タニアがこれと思った人間はいなかった。


「…………やっぱり【聖魔神殿】に行くかにゃ」


 そう考えると、一縷の望みは神頼み、聖魔神殿の伝説に縋ることだろう。


「――【聖魔神殿】ですか? ああ……もしや【最果ての洞窟】の伝説ですか?」

「ん、なにそれオルド姉さん?」


 タニアの呟きに、オルドはすぐさま察して、なるほどと頷いている。一方、ウールーはその伝説を知らないようで、興味津々にオルドに聞いている。

 そんな和気藹々とした二人を見て、タニアはいい加減床から起き上がると、ウールーの隣に座った。


「聖魔神殿のどこかに、【最果ての洞窟】って呼ばれる迷宮への入り口が隠されてるらしいにゃ。その最果ての洞窟には、あらゆる宝剣と金銀財宝、それと、この世の何もかもを見通す奇跡の鳥がいるらしいにゃ」

「――伝説では、その鳥のいる財宝の間は、不老の魔王属に護られているそうで、その魔王属を倒した者が、財宝を得られるのだと言います。さらに伝説によれば、その奇跡の鳥は神託の鳥であり、望む者には、願いを叶える為の神託を与えてくれるそうです」

「…………つまり?」


 タニアの説明にオルドが補足の解説を入れる。しかし察しの悪いウールーは、キョトンとして、それがどうしたと首を傾げる。


「――つまりにゃ、その鳥に、あちしの運命の相手がどこにいるか教えてもらうにゃ」

「え? その鳥は、願いを叶えてくれるんですよね? なら、運命の相手の居場所なんて聞かず、ソイツを連れてきてもらえば――」

「ウールー、それは少し違います。鳥は願いを叶えるのではなく、叶える為の神託をくれるのです。叶うかどうかは、本人の努力次第だと言います」

「えぇ!? なにそれ、だっるぅ……」


 オルドの補足を聞いて、ウールーは苦虫を噛み潰したような表情で、手足をバタつかせる。その頭を、タニアはあやすように撫で回す。


「にゃあ、オルド。ちなみに聖魔神殿の攻略情報とか、にゃいのかにゃ?」


 話していて、少しだけやる気が出てきたタニアは、とりあえず聖魔神殿の情報を聞く。しかし、オルドは首を横に振った。


「攻略者がいるということも聞きませんね。噂によると、聖魔神殿は強力な時空魔術で歪められた迷宮のようで、内部は無限に広がっているそうです」

「にゃんと、それは攻略難しそうにゃ」

「攻略難度はランクAと言われていますが、それは現れる魔族が二種類しかいない為で、実際は、SともSSとも言われています。地図が攻略の鍵と噂されておりますね」


 オルドは喋りながらでテキパキと、出来上がった食事をタニアの前に並べていく。タニアは早速、出された食事に食いつき舌鼓を打った。


「あ、姫様。わたしもこの前聞いたけど、聖魔神殿は、入ってすぐのところに無限回廊があるそうです。引っかかったら厄介ですよ」

「おお、にゃるほど……」


 ふむふむ、と頷きながら、タニアはあっという間に食事を平らげる。


「今日も美味かったにゃ。さて、じゃあ、思い立ったが吉日にゃ。支度して、聖魔神殿に乗り込むことにするにゃ……当分戻らにゃいから、部屋は引き払っていいにゃ」


 タニアは口元をグイッと拭って、席を立ち上がると準備の為に部屋に戻っていく。その電光石火の決断速度に、オルドとウールーはポカンと口を開いたまま呆けてしまった。

 この後、タニアは一時間もしないうちに装備を整えて、満足に挨拶もせず【オルド三姉妹亭】を出て行った。


 そうしてこれより四色の月一巡ののち、タニアは煌夜という運命の相手に出会うのである。

※後書きは変更履歴にします。


10/18 ルビ一部変更


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