見方か敵か
手伝いといっても本当に重要なことだ!
前なんか柚月がかいたりんとへの、告白の紙、柚月は恥ずかしくて
渡せなかったので、私がかわりに渡してあげた。
まぁ、りんとは柚月が自分のこと好きだってうすうすは気づいていたらしく、
その告白の紙を見てもただ、ぼーっとしているだけだった。
さすがもて男だな、戸惑うとこなんて一切見せない。((ちょっと失礼だけど)
何回も告白されたことがあるんだろうな。
でも、その柚月の恋を邪魔する人が一人いた。
その子の名前は、佐々木ユキ(ささきゆき)
ユキと柚月と私はもともと仲が良く、よく3人でいた。
そして毎週月曜は、りんと他男子2人とユキ、柚月、私でいつも遊んでいた。
じゃあ、どうしてユキが、邪魔する結果になったかというと、
ユキの悪いところが口が軽くて,,,
りんとに柚月の好きな人、つまり柚月の好きな人本人に、いってしまったのだ。
「柚月の好きな人って、りんとなんだって~」みたいな感じに。
それも、柚月がりんとに告白の紙を渡す前に,,,
しかも、ユキは、「好きな人なんて言ってないよー」
みたいな感じでごまかしてるし。私は言っているところを聞いたわけではないけど
りんと本人から聞いた。
さっきも言ったと思うけど、私たち三人女子&男りんと他2人は仲がいい、
つまりは、りんとと、ユキも仲がいいということだ。
それにりんととユキは、席が近くて、授業中も手紙のやりとりをしている。
柚月は、少ししょぼんとした顔でいつも二人のやり取りを見ている。
かわいそうに思える。私にできることなら何でもしたい。そう思った。
次の放課、柚月はりんとに、
「りんとの好きな人ってユキ?」
って聞いたそうだ、そしたらりんとが
「ユキは、ありえない」
ここから読み取れるのは、つまりは嫌い?
ユキは嫌われてるのか??
少し頭の中が混乱した。
私は、ユキと仲良しで好きだった。でも柚月の好きな人を言われたことで、
一瞬で仲が途切れた。柚月も信じてたから、好きな人を言ったんだといっている。
本当に仲が良かったから柚月秘密言われただけで私はすごい鳴いた。
でも、今は嫌い。心の中で嫌われてると知って、ざまぁ
と思ってしまった。
りんとも、表だけはいい顔をして、裏では避けてると思った。
秘密を言われたことを柚月は私に
「どうする?先生に言う?」と聞いてきた。
その会話をユキは聞いてたみたいで、なぜかりんとに言った。
そしたらユキはりんとに、
「大丈夫だよ、あの二人(私と柚月)勇気ないから」
といったそうだ。私はもちろんこんな会話をしているということは
知らなかった。でも意外なことに、りんとが教えてくれた。
りんとは、どっちかというと私たちの味方だった。
少しうれしかった、ユキの味方に付いてたら、きっと柚月泣いていただろうな。
私は、勇気ないからの言葉にかちんときて、先生に言ってしまった。
給食の時間カウンセリングルームで話し合うことになった
この話は全部本当のことを書いております(名前は全部仮名)
感想、アドバイスをいただけたら、うれしいなと思います!!
小5も、もうちょっとで終わりだ―――