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青い春  作者: Blue
4/6

 冷は今日も学校を欠席した。

(つまんないなあ・・・)

冷のいない学校は本当につまらない。お昼のときなんか特にそうで、一人でお弁当を食べるなんて本当に・・・

つまんない、つまんない、つまんない。

(そうだ、中庭に行こう。)

中庭には、植物がいっぱい生えてて、人気も少ない。教室にいるときみたいに一人孤立する事はない。だって人がいないから。

 中庭に着くと人がいた。お昼なのにお弁当を食べずに黙々と絵を描いていた。近づいて見てみると、そろそろ咲き始めたころの薔薇の絵を描いていた。

「上手・・・」

やばい。つい声をもらしてしまった。

「え?」

彼は振り返って私のほうを見た。

そのとき、予鈴が鳴った。

「やばっ!」

私は走り出した。授業におくれるーー。







あ、お弁当食べるの忘れた。




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