きみにあいたい。
きみにあいたい。
まっすぐな瞳のきみに。
本当は自分のものにしてしまいたかった。
いつまでも永遠にきみを見ていたかった。
きみにあいたい。
ぼくの中のきみは
本当に変わらなくて
永遠に色褪せない写真のようで
だからずっと思う。
きみにあいたい。
ぼくの命が尽きる前に
ぼくの病がぼくを貪る前に
きみにあいたい。
心はいつの日か
薄れて空に帰る。
あの空の上にいるぼくは
きみへの想いに気づくのだろうか
きみにあいたい。
これが最後の願いだから
きみにあいたい。
これが最後の望みだから




