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8.少年、ある者と話す、

「君は…魔王?」

『如何にも』

黒いロング髪を靡かせた肩幅の大きい男性、頭には角が生えており黒いマントで身体を隠している。

「どうしたの?」

『いや、理由等は特にない…君と話がしたいだけだ、主柱よ。』

「そう、お名前は?」

『テネブル…其方は?』

「アリスだよ」

顔は良いね、肌の色は灰色っぽいかも?

目は紫色か。


「取り敢えず座る?」

『そうさせてもらおう』

僕は座布団を2枚出すとそこに正座する、彼は坐禅の姿勢になった。

『して、姫巫女よ。あの異人の組織に入ったのは調停者、調律者としてか?異人としてか?』

「異人としてだね。」

この先の1年では困ったことは無い、強いて言うなら勇者が来るぐらいかな?それを僕に押し付けるようだけど…まぁ仕方ないか。

『左様か、ならば良いのだ。我は君から見て間違っているか?』

…この発言はあれだね、必要悪ではあるものの中が悪なわけじゃない、殺すのとかに躊躇が生まれてるんだろうね。

「間違ってないよ、別に間違っては無い、君はね?ただもし、君が魔王を辞めたいと思いその席から離れようとして世界が止めるなら、世界は間違ってる。」

『左様か…調律者よ、我は死ぬのだろうか…勇者に殺されてしまうのだろうか。』

「…そこまで見てないな、まだ。ただ勇者は君の代に来た、殺されるかは分からないけど勇者とは戦うんじゃない?」

『あぁ、魔王が恐れを成すなど許されないな。』

「そうかもね、もうそろそろ日没だし僕の未来視に付き合ってよ。」

『あぁ、勿論だ。』



星が空に現れた…

「星詠み」

僕がスキルを使うといつの間にか僕は意識世界に居た。

星詠みの感覚だ…

『あっ…』

今見ているのは50年程先の未来だ…

プレイヤー達が囚われこのゲームが暴走し運営も手が出せなくなる未来。

『怖…』


「…あ」

意識が覚醒した。

『どんな未来が見えたのだ?』

「魔王と勇者はジャンケンで勝敗つけてた」

『?????』

「あと異人達が元の世界に帰れなくなってた、これは調停者としての出番だね。」

あれはこの世界の《星詠み》スキルではなく僕の星詠みの力だ。

『ほう、面白い未来だな。』

彼が立ち上がる

「もう帰るの?」

『城を長く空けていれば従者に面倒をかけるからな』

「偶に遊びに行くね」

『それなら是非異人の遊びを持って来て欲しいな』

「分かったよ!」


こうして魔王と姫巫女の対談が終わった。




この作品完結したら続編として囚われた世界の姫巫女様書くかも

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