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6.少年、街を散策しクランへ参加する、

翌日、僕は学校に暫く休むと伝えるとVRにダイブした。


「よし!」

今日は散策するぞ〜!

僕は意気揚々と街へと繰り出した。



「ここは、」

「ん?アンタ見ない顔だな。ここはプレイヤーの商店街みたいなもんだよ、屋台の方が正しいがな!」

ドワーフのおっちゃんが話し掛けてくれた。

「俺はジョン、ドワーフだが別にロールプレイはしとらん、よく聞かれるがこれが素だ!」

「へ〜!」

「んで、嬢ちゃん?」

「僕は男の子だよ」

「おう、すまんな!んで可愛い坊っちゃんは何をお求めだい?」

「人脈!」

人脈こそ至高!

「切実だな!ここら辺なら得られるんじゃね?知らんけど」

「無責任だねぇ、人脈ってどう作るだろ?」

「配信でもすれば集まって来そうだがな」

「あ〜良いかも、美少年激カワ配信者ね」

「それを自分で言うのか?」

「え、可愛くなかった、?」

「いや可愛いとは思うぞ?」

「なら良かった」

僕可愛いから人気でちゃいそう、けどまぁ配信は諸々準備出来たらかなぁ?クランやらなんやら考えないといけないし、多分僕の強さなら直ぐにレベル上がるから注目される。

このゲームは上位10位以上のレベル持ちを公開する、レベル、シルエット、称号。

僕ならそこに簡単に入れるからなぁ、それに2つ名持ちだ、更に注目度はある。


2つ名、NPCに認知されるという効果を持つ称号で2つ名持ちもシルエット、レベル、その2つ名が公開されている。

称号は基本ステータスの1番下にあるが2つ名持ちは称号が貰えない、というか2つ名に吸収される。

効果とかは全て2つ名に吸われるんだ、そしてその称号自体は消える。

また本人が2つ名持ちと大っぴらに言いながら出てきた場合シルエットではなく姿になるため僕はレベル上位になって居場所を作ってから表に出るかと考えてる。

「ん〜どうしよう」

「人脈なんてそんなすぐ作れるもんでも無い、気長に人と関わっとけばいつか出来るもんだろ」

「確かにね、友達のところ行くか〜」

「おう、また今度買いに来いよ」

「友達の買いに来るね」

おっちゃんとはそこで別れ僕はナオに連絡し待ち合わせで合流する事になった。



「お、来た!」

「ナオおはよ」

「アリス〜!アリスは今クランに困ってるでしょう!そんな君に私が参加してるクランへの招待状を贈りまーす!」

「ナオの参加してるクランって何処?」

「狂集」

「納得」

狂集、クランランク1位の最強クランでβ版テスターはほぼ参加してる狂人の集まり、

規模自体は中ぐらいだけど一人一人の水準が上振れており2つ名持ちも多く参加しているクラン。

因みに2つ名持ちは皆互いを認知しているため僕は1発でバレる!

「ん〜、どうしようかな?」

「なんで迷ってんの?」

「いやさ、僕も2つ名あるから滅茶苦茶助かるんだけど、狂人扱いされるのは解せない。」

「は?」

「え?」

「いや、アリスは狂人代表でしょ?ナチュラル虚言癖だし」

「いやいや、普通に嘘つかないけど?」

「もう染み付いてるじゃん、ほら行くよ!クランマスターにあいさつしよ!」

「あー引っ張らないで!わかった!わかったから!」

そんなこんなでクランへ行くことになった。



「それで、君がアリス組んだね?ボクはアルリア、美少女だよ。」

ショートなピンク髪が美少年にしか見えない少女がそう言う、目は緑色で宝石みたい。

「あ、うん。」

「星を詠む世界の姫巫女君ねぇ?」

「…」

「男かぁ、女にしか見えないや。いや別に少年と言われればそうなんだけど少女だなぁ」

「…」

「んで参加するんだね、いいよ?」

「…」

目に光がない、僕も言えないけど正直恐怖だわ。

「とりあえずぅ、情報落としてぇ?」

「え、どこまで言っていいかわかんない」

「大丈夫ぅ、運営が悪いから」

それもそうだ!



「はいはぃ、面白い立場だねぇ?勢力図が変わっちゃうかもぉ」

「だよね。」

「今ね、ランク1位精鋭集まりの狂集、規模最大誰でも歓迎常夏、他国家、魔王、それぞれ睨み合ってる図なの。狂集は1つ陣営相手なら全全陣営に勝てるけど囲まれると無理。常夏はプレイヤーの半数を取り込んでるから量がとにかく多くてプレイヤーっていう高水準で多くの人数を確保してるから国相手には強め。他国家は魔王を表向き警戒しているけど裏ではプレイヤーも警戒している、連合集だから連携力は低いけど物量は他の追随を許さない。魔王は魔王単体が他に匹敵してて軍自体は脅威じゃない。こう睨み合ってたのが調停者、それも調律者が1陣営に加担することによって勢力バランスが崩れて大変な事になる。」

「2つ名持ち、β版テスター、調停者かつ調律者。これらが揃って大幅強化された狂集にヘイトが向く。けど魔王は調律者を気にしてもそれ以外は気にしないから大義名分を手に入れて他を叩ける、調律者相手には話し合いで解決出来る、かな?」

調律者の敵を叩いただけ、私は世界の味方です。それを言えてしまう。

「それでどうするの?」

「ん、参加はいいよぉ?どうせ魔王が居なくなったら脅威は僕達、結局最後はこっちにヘイト向くから良いよぉ?」

「そうなの?」

「うん、そもそも君が居たら攻められないから寿命は長くなるかなぁ」

それもそうか。

「それじゃぁねぇ?クランには明日案内するぅ」

今まではずっとクランマスターの宿で話していた。

「わかった」

「それじゃーねぇ〜」

「うん」



「さて、何処行くかな?」

候補は図書館かなぁ?この世界について知りたいし。

「行くか!」



図書館に着くと直ぐに本を借り思考加速Xで考えながら読む。

『魔王と勇者』

『天地の創造』

『魔物図鑑』

『魔族図鑑』

『神獣図鑑』

これらを4時間程度で読み終わると僕は図書館を出ることにした。

「そろそろ寝るかぁ〜」

僕は図書館を出て借りていた宿に帰ると直ぐにログアウトした。

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