第33話 特攻
すみません。テストが近づいていて、投稿できませんでした...多分、暫くの間は投稿頻度がめっちゃ落ちると思います。
訓練から開放されたので、どんどん前線を進んでいく。
その前に、ギルドでお金を受け取る。
「昨日換金したものの受け取りに来ました」
「はい。合計で52960ピズになりました」
「はい？52960で本当にあってますか？」
「はい。本当でございます。」
「そうですか...ありがとうございます。」
予想以上の収入だ。この金を使って装備を整える。
ポーションなどを買って、装備を整えた。これだけあれば、やばい敵に遭っても逃げるくらいはできるだろう。
エイドルトのボスエリア前に来た。ここまで、誰も来ていないので初挑戦だ。
入らないと始まらないので、ボス部屋に入る。
「エリアボス:氷雪の虎に遭遇しました」
氷属性だ。多分クリティカルが出るはず。
急接近して、終焉の爆焔で叩こうとする。しかし、氷雪の虎は氷を出して一時的に防ぎ、その間に避けた。
近距離攻撃だと攻撃をしにくい。使ったことのない爆焔を使ってみる。
「エクスプロージョン！」
と、唱えた途端、目の前に巨大な火の玉が出現し、爆速で氷雪の虎に飛んでいった。
巨大な火の玉は氷雪の虎に当たり、虎を蒸発させてしまった。ドロップは無事だろうか。
「エイドルトのエリアボス:氷雪の虎がプレイヤー:レインによって討伐されました」
ドロップアイテムは〜
・氷雪の魔石(中位)
・虎のバター
・虎の牙...だったもの
・虎の皮...だったもの
だったものが多すぎる。これって絶対爆焔のせいだよね？あと、虎のバターってちび◯ろサ◯ボのやつじゃないの？これセーフ？
ドロップアイテムはツッコミどころが満載だったが、エリアボスを突破したのでエイドルトの転移門を開放できるはず。
転移門を開放したあとは、ナインシアに向かう。
その前に氷雪の魔石(中位)を終焉の爆焔に合成する。
もちろんログは表示だ。
「強化を開始します。しばらくお待ち下さい」
「終焉の爆焔が氷雪の魔石(中位)を取り込みました」
「氷雪の魔石が適応します」
「終焉の爆焔と氷雪の魔石がリンクしました」
「終焉の爆焔と氷雪の魔石の融合を開始します」
「融合に成功しました。特殊効果付与を開始します」
「氷雪の魔石内にあった効果「フリーズ」が終焉の爆焔に付与されました」
「氷雪の魔石が周辺の魔素を吸収。「氷属性吸収」が付与されました」
「武器の強化が完了しました」
前回の強化よりはマシな感じだ。前回がおかしいだけか。
今回終焉の爆焔に追加された効果は、
・フリーズ 攻撃時、70%の確率で氷属性を付与する
・氷属性吸収 氷属性の攻撃を吸収し、MPを回復する
の2つだ。氷属性にも対応できるようになった感じだ。炎と氷は混ざらないのだろうか。多分大丈夫だろう。
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