第30話 ソロ討伐
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ステータス確認も終わったので、次の街に行ってみようと思う。
多分運営もこの街でこんなレベルが高くなることを想定していないだろうからそこまで苦戦しないだろう。
次のボスは、噂によると炎属性の敵らしい。魔石でも落としてくれたら豪炎の短剣を強化できるのでぜひ戦いたい。
初討伐をしたら何か魔法とか手に入るだろうか。更に強い炎攻撃とか手に入ったらいいな〜
今のステータスは全体的に高いのでかなり速く走れる。弱い敵からの攻撃は無視できるぐらいの耐久力やHPがある。なので、次の街まで一直線で行こうと思う。
全力で走ったら、結構早く着いた。5分もたってないと思う。
ボス部屋に入り、ボスと対峙する。ここのボスは、噂通り炎属性のボスだった。
その体は、分厚い羽毛と鋭いくちばしのついた、ワシのようだった。
「エリアボス:炎の鷲に遭遇しました。推奨レベル:50」
推奨レベル50なら余裕だろう。多分パーティーでの挑戦を想定しているのだろうが、推奨レベルを100も上回ったら行けるだろう。今のステータスなら魔法や筋力で空を飛べるし、遠距離射撃魔法もある。
先手は相手からだった。くちばしから炎のブレスのようなものを吐き出した。
だが、こちらはほとんどの属性を操れる。水属性でブレスを中和する。多くの魔力が必要だが、大賢者の効果があれば効率よく魔力を使えるので問題ない。
ブレス攻撃が終わったので、こちらから攻撃を仕掛ける。
当然複合魔法で高火力を出す。
「水+氷+雷+重力」
雷属性をまとった水と氷が、重力魔法によって高速で相手に飛んでいく。
ワシは氷と水に当たり、大ダメージを受け、雷によって行動不能になっている。
今なら簡単にとどめを刺せそうだ。
豪炎の短剣を両手に構え、ワシの頭に刺した。
ワシの体は崩れていき、攻略のアナウンスが流れた。
「ワールドアナウンス セベントスのエリアボス:炎の鷲がプレイヤー:レインによってソロ討伐されました」
初攻略できた。
さて、報酬はどんなものだろうか。
アイテム
・炎の羽 炎属性に強い耐性
・豪炎の嘴 炎属性を纏っている
・赤の魔石(中位)
・鶏肉(極上)
スキル
・炎耐性 炎のダメージを50%減らす
・炎吸収 炎属性の魔法を吸収し、MPに変換する
魔法
・ブレス(炎)─┐
・焔魔法 ──┤
・(炎魔法LV.2)┴焔魔法LV.2 炎魔法の上位属性を使う魔法
・空魔法 飛行や転移ができる
炎属性が強化された!ついでに空魔法も手に入れてる!
素材は目的の赤の魔石と、炎属性の素材、何故か極上の鶏肉。
鶏肉はクランのみんなと食べよ。
スキルも炎属性を吸収したり、防いだりできるようなものが進化した。
炎属性の敵とならかなり長期戦できそうだ。
報酬の確認まこんなところにして、セベントスの街に入ろう。
いらない素材とかも溜まってきたし、お金も少し減ってるし。
セベントスの街は、鍛冶職人のような者など装備を作りそうな人がたくさんいる。
ここの街は装備品がとても充実していそうだ。今の装備が不満なわけではないけど。
宿屋のようなものも多数あり、冒険者が拠点にすることを想定しているような感じだ。
とりあえず転移門を開放し、冒険者ギルドに行く。
冒険者ギルドはとても大きく、200人ぐらいは余裕で入れそうだ。
とりあえず、本来の目的の換金をする。
「魔物素材の換金をお願いします」
「はい。換金する素材を出してください」
持ち物に入っていたいらない魔物の素材を一気に出す。
魔物の素材が、山になっている。
カウンターの受付嬢も驚いた様子だ。こんなに溜め込んだ冒険者はあまりいないのだろう。
「多すぎましたか?」
「いえ、少し時間がかかりますので、また明日来てください」
「ありがとうございます。また明日来ます」
今日はクランハウスに戻ってログアウトするか。
「続きを見たい」「早く作れ」「こんなスキル・魔法がほしい」「最強にしすぎだろ...」
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