プラネタリウムの惑星コーナー
高校生までは、何回か行きました。
※ 武 頼庵(藤谷 K介)先生 主催の【24夏のエッセイ祭り】参加作品です
プラネタリウム、好きですか?
私は大好きです。
視力がこころもとないため、天然ではあんな星空は見ることが叶いませんし、自力で星座を発見するのも難しい。
プラネタリウムなら、星を繋いだガイドがはいるうえに、そこにまつわる神話も聞かせてくれる。
望遠鏡をのぞいての天体観測もいいものなのでしょうが、公演を楽しむというスタンスでのプラネタリウムは、また違った楽しみがあるものと思います。
もちろん、星座の解説も好きなのですが。
じつは私がいちばん好きなのは。さしはさまれる、太陽系の惑星紹介コーナーだったりします。
星々たちとは異なる縮尺で、その姿が映されるさまは、まさにプラネタリウムならでは。
しかも、遠くの恒星よりも身近な存在であるそれぞれの星を、個性的に感じられる情報量。
恒星でなく、惑星であることから、SF的にはいつか人類が上陸できるのではというロマン。
そして、それらを廻る数々の衛星たち。
どうですか、惑星コーナー。
いままでも好きだったかたも、これまではそれほどだったかたも。
プラネタリウムに行ったら楽しんでもらいたいと思います。
え? プラネタリウムなのに、星空がめあてじゃないのは邪道だって???
いやいや、冒頭でも語ったように、星座の解説、ちゃんと好きですってば(汗)
だけど、なんとなくいちばんの楽しみは、惑星コーナーなんですよ。
てゆうか、そもそも。
プラネタリウムの語源は、プラネット(惑星)ですよね。
だとしたら、私のような惑星コーナーのファンも、プラネタリウムの楽しみかたとしては、アリだと思うのですよ。
とはいえ、最近というか、長いことプラネタリウムに行けていないので。
現在のプログラムから、惑星コーナーがはずされていないか、ちょっと不安に思っております。
行きたいぞ、プラネタリウム!
映画館くらいには、高い「おでかけ度」が必要なのです。