俺ら非モテだけど女装したら絶対バズるよな?
放課後、三人の男子が三つの机を合わせておしゃべりをしていた
バサッと机に女物の衣類が乗せられる
C「おぉ〜…」
B「え、何これ?」
A「女装グッズ、アマ○ンで衝動買いした」
A「俺様いいこと思いついちゃってさ」
A「女装してみようぜ」
C「お、いいねいいね」
B「え〜…」
A「俺ら非モテじゃん?でもさ
女装したら絶対可愛いと思うんだよね〜」
C「ナルホド」
B「いや、全然意味わからんけど
これサイズあってんの?」
A「お、乗り気ですな?このむっつりスケベが」
C「どへんたい!」
B「うわー殴りたいこいつら…」
三人は誰が先に女装するか
ジャンケンをして決めることにした
A「はい!Bの負けー!」
B「マジか…」
C「ほっ…」
A「じゃあ、早速着てもらうぜ
俺らは外で待機してっから準備が出来たら声かけてくれ」
C「ファイト!」
Bは難しい顔をしながら服を眺めた。
ー
しばらくして着替え終わり、二人に声をかけるB
A「お、いいじゃんいいじゃん」
C「ほうほう」
AとCに女装姿を見られ
Bはバツが悪い顔をしている
B「…なんか、こう…キツい」
A「え、そうか?よく似合ってるぜ
じゃあ早速撮影だな。C、カメラを」
B「えっっ!?」
C「ガッテン!!」
Cはカメラを持ってきてAに手渡す
A「はい、笑ってぇ」
B「待って待って…!聞いてないそれは」
A「は?撮影しないとみんなに見せられないだろ?なぁ?」
コクリと頷くC
B「見せるって、は?誰に?」
A「ネットの人たちだろ」
Cは何を言ってるんだという顔でBを見ている
A「最近女装って流行ってんじゃん?
これさネットにアップしたらバズってさ
俺ら有名なって、一攫千金狙えるかもよ?」
C「ち○んまげ小僧」
B「いや、ごめん…それはキツいわ流石に」
A「俺らも後で女装すっから
ほら笑え時間も押してるし」
C「急げ」
Bは仕方なく嫌々撮影に付き合った
A「オッケェ、よく撮れてんじゃん」
ニヤニヤしながらカメラを眺めるA
B「はいはい、次はお前だろ早く着替えろよ」
C「頑張れよ」
次はAが着替える番になり、ほか2名は一旦退場
さっきのBと同様、Aは女装し終わり二人に声をかけた
A「どうだ?」
B「まぁまぁ」
Aの女装姿を見た後
Bはカメラを手に取り、Aの撮影を開始する
A「よく撮れよ」
B「何でお前そんな平気なんだよ
もっと恥ずかしがれよ」
BはAの反応に不満を漏らしながら
淡々と撮影をする
A「ふぅ、終わったな」
B「なんかムカつくわ」
Aは元の服に着替えを済ませ、
カメラを手に取る
B「なんか俺だけ損した気分」
A「まぁ、そう言うな。良く撮れてたぞ
お前の勇姿」
「うるせー」とBは嫌そうな顔をしながらAを睨んだ
A「俺らの撮影は済んだな
さてと…じゃあ次は」
C「……っ!!」
Cの方を見るAB
A「そこのノリノリなお前」
B「早くこっち来い」
C「あ、いや…」
Cは少し苦い顔をしている
B
「お前さっきから間でなんか言ってっけど
お前も例外じゃねーんだぞ」
A
「ほら、早く着替えろよ」
C
「うっ…」
Cは渋々服を受け取り、着替えることにした
C「くっ…ふっ…」
A「おーいこっち向け」
B「良く似合ってるよ」
Cの着替えが済み、
二人は早速撮影会を開始していた
Cは顔を真っ赤にしながら
頬に涙を浮かべる
A
「あ、その表情イイ
なんか背徳感ある、ネットの人たち
そういうカオ、好きだからな」
B
「詳しいなお前…引くわ」
C「うぅ…もういいじゃん、終わっただろ?」
A「いやまだだ、ベストショットを撮れるまでは」
B「そうだ、お前も俺の受けた屈辱を身をもって思い知れ」
魔王みたいなことを言うBに
Cは絶望を感じた
A「はーい笑って、エ○チな顔して」
B「なんかキモいなお前」
C「うぐぅ…」
Cの撮影会は無事終了した。
A
「お疲れー、イイのが撮れたぜ二人とも」
C「ふぅ…」
B「疲れたぁ…」
A
「あとはこれをネットにアップするだけだな」
B「おいおい、本当にアップすんのか?」
C「うぅ…」
二人は不安そうな顔をAに向ける
A「大丈夫だ、俺も写真載せるし
絶対上手く行くから、期待して待ってろ」
Aは自信満々にそう答える
A
「じゃ、解散!!」
三人は別れ、それぞれ帰宅した。
ー
B
『後日、俺らの写真は無事ネットにアップされた
女子の制服を着た俺とチアの格好をしたC
俺たちの写真は大いにバズり、
一躍ネットの神へと上り詰めた。俺たち二人。
そこにAの姿はなかった。』
ーーちゃんちゃん♪終わり。