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リョウマの奇策

 試練の世界タスクルドの族長に会うため、針山の上を通過しなければいけない。しかもひとりずつ行かなければならないと言われ、リョウマは不安でいっぱいだった。

「なあ、どうしよう? お前たちはなんとかなりそうだけど、俺は…」

 とりあえずできることをしようと、三人で作戦会議を開く。

「困りましたね…ひとりひとりでは、私がリョウマさんを助けることも難しいでしょうし…」

「ね、最悪さ、わたしとヴァルちゃんだけ族長さんに会って、リョウマはここで待機、とかでもいいんじゃない?」

「お、それいいかもな」

「でしょ?」

 ミーアの提案にリョウマは安心しかけたが、男の言葉がそれを打ち砕いた。

「言っておくが三人とも渡れなければ失格とみなすぞ。ここに来た以上、全員が成功しなければ族長に会う資格はないのだ」

「あ、そうですか…ははは、やらなきゃ駄目か…」

 リョウマは目の前が真っ暗になっていくような気がした。今にも、へなへなと崩れ落ちてしまいそうだったが、なんとか気を保った。

「リョウマさん…大丈夫ですか? しっかりしてください」

「ありがとなヴァル。とにかく、渡る方法を考えよう」

 針山を前に、三人は再び会議を始めた。

「一番簡単に渡れそうなやつが最初の方がいいよな。ヴァルは天馬の羽を使えば楽だろ?」

「それがそうもいかないようです。天井を見てください」

 ヴァルが指さす洞窟の天井には、鍾乳石の山が無数に下りていた。長さもそれぞれであるが、かなりの大きさの鍾乳石も見られた。

「空を飛んで渡ろうとした場合、翼があの鍾乳石にぶつかってしまうことも考えられます。もしバランスを崩してしまえば、針の山にまっ逆さまでしょう」

「そうか。どうしたものかな…」

 思案に暮れる二人。一方のミーアは緊張感が感じられず、地面に座りこんでしまい、小学生のやるような土いじりを始めた。

 それを見たリョウマは、ひとつの案が浮かんだ。

「ヴァル、この前使えるようになった水馬の力。あれって水を操ることができたんだよな?」

「はい、私の適応変化魔法(アダプトランス)の応用のようなものみたいです。周囲のものを水に変えることができるようです。…ある程度だと思いますが」

 それを聞いたリョウマは確信を得た。まずヴァルを向こう側に渡らせる策を思いついたのだ。

「よしわかった。上が駄目なら下からだ。俺の言う通りにしてくれ。いいか?」

「はい。おっしゃる通りに」

 ヴァルの耳元で、リョウマは作戦を囁く。それを見ていたミーアは欠伸(あくび)をして身体を伸ばし、会話に入った。

「大丈夫? 何か思いついたのリョウマ?」

「まあな。それよりミーアはどうなんだ? 何か考えがあんのか?」

「うん。わたしのことは心配しないで。あ、ヴァルちゃんちょっといいかな?」

 そう言うとミーアも、ヴァルの耳元で何かを囁いた。彼女なりの作戦なのだろうか。


「用意はできたか。では初めてもらおう」

 まずはヴァルが前に出た。魔法を発動させ、先日見せた水馬の姿になり、かがむと手を足元にかざした。するとたちまち、足元が水溜まりへと変化した。

「…ほう」

 驚きの声を漏らす男を後に、ヴァルは水溜まりの中に頭から飛び込んだ。それから静寂の時間が流れたが、まもなく彼女は向こう側の足場に顔を出した。リョウマの作戦とは、水馬の力で地面を水に変えながら潜って泳ぎ、反対側へ到達するというものだったのだ。

「やった、成功だよリョウマ! さっすがだね!」

「へへ、ま、まぁこんなもんだよ」

 ミーアはリョウマの手をとり、ピョンピョンと跳び跳ねた。リョウマも自分の策が成功したことと、褒められたことでまんざらでもない表情を覗かせた。

「ふむ、不思議な力を使う娘だ。しかし私は()()()()()()()()と言ったが…」

「下に降りてないじゃん。ヴァルちゃんは潜って行ったんだよ。ちがーう?」

 男の物言いに、ミーアは少し色っぽく反論した。男はミーアの勢いに押され、たじろいだ。

「む…まあいいだろう。では次はどちらが行く?」

「はい、じゃあわたしが行きまーす」

 ミーアは愛用のボウガンを取り出すと、向こう側に向かって矢を放った。矢は上手く地に刺さり、足場と足場の間に一本の細い線が張られた。

「さて、と。リョウマちょっと借りるねコレ。あー、ヴァルちゃん聞こえる? さっき言ったこと、よろしく~」

 ミーアはボウガンの持ち手を地面に刺し、リョウマから魔法具を奪うと、向こう側のヴァルと会話を交わした。

「は、はい。ただ今」

 ヴァルは張られた線に触れ、魔法を発動させた。ワイヤー程度の細さだった線は、綱引きで使う綱ほどの太さに変化していた。

「よっし。上出来だよ」

「もしかしてお前、コレを渡るつもり?」

「そうだよ。さすがに元の細さじゃ難しいけど、ヴァルちゃんの能力で助けてもらおうと思って、さ。じゃ、先に行ってるよ」

 ミーアは綱の上を歩き出した。ダンサーをしているからと言うべきか、あるいは虎の獣混人だからと言うべきか、彼女の身のこなしは見事なものだった。全くバランスを崩すことなく、器用に渡っている。尻尾も、バランスを取るのに一役買っているようだ。

 やがて半分を越えた頃、ミーアは突然片足立ちになり、ふらふらとよろけた。

「おっとっと」

「「危ない…!!」」

 リョウマとヴァルが同時に叫ぶ。だがミーアは、ニヤリと笑みを浮かべると、綱の上で宙返りして見せた。

「なんちゃって、ね」

 リョウマとヴァルは、大きなため息をつき、ホッと胸を撫で下ろした。

 そして無事に渡り切り、ヴァルの元へとたどり着くと、ミーアは得意気な顔を見せる。

「ふふん、到着。どうだった? ちょっと焦ったでしょ?」

「え、ええ。あの、大丈夫なんですか?」

「うん。さっきのは言ってしまえばパフォーマンスだよ。やっぱり仕事柄、観ている人を楽しませるのが癖になっちゃってると言うか。それは置いといて、助かったよヴァルちゃん。ありがと」

 ミーアも無事渡り切ったことで、残されたのはリョウマだけとなった。彼女たちが渡っている最中も、あれこれと渡る方法を考えていたが、打開策は出なかった。

「どうした? 次はそなたの番だぞ。もし降参だと言うならば、三人揃って帰ってもらうことになる」

 男の言葉がリョウマの心に突き刺さる。しかしそこまで言われると、逆に気持ちが高ぶるのがリョウマであった。なんとしても、ここを渡って族長に会ってやる。そしてアスカの手がかりを掴んでみせる。そう改めて誓った。だが、それでどうにかなるわけでもなかった。

「ん? これは…」

 その時リョウマの指に触れたのは、この世界に来た際に偶然見つけ、何の気なしにポケットにしまいこんでいた、ヤクカの実だった。その瞬間、彼の脳内でひとつの策が閃いた。危険が伴うことも考えられたが、後のことは気にしていられなかった。

「よし、見てろよ。渡ってやるぜ…」

 リョウマは、まず上に向けてヤクカの実を投げつけた。勢いよく飛んでいった実は爆発し、天井から伸びる鍾乳石を破壊。ガラガラと音を立てて石が落ちてきた。

「じゃ今から向こうまで行きますんで。離れてた方がいいですよ」

 次にリョウマは、男を自分から離れさせると、自分の後ろにヤクカの実を数個、放った。そしてすかさず、ルケノリアから持ってきていた炎雷の剣で身体を守ると、爆発の衝撃で宙を舞った。

 リョウマの身体は放物線を描き、天井の鍾乳石に邪魔されることもなく、向こう側までたどり着いた。だが、彼の身体は思いきり地面に叩きつけられた。

「リョウマさん!!大丈夫ですか!?」

「ちょっとちょっと、ずいぶん無茶するね。でもすごいよ、大成功じゃん」

「いてて、頭からいかなくてよかった…でもものすごくいてえ……」

「今、治療します。じっとしていてください…」

 ヴァルはいつものように、自分とリョウマの額をつけ、傷の回復をした。今度はミーアも、近くでそれを見ていた。

「ふぅ、だいぶ楽になった。ありがとうヴァル」

「ほっ、間に合ってよかったです」

「へー、これもヴァルちゃんの能力かぁ。傷が治せるなんてすごいね」

「ありがとうございます。でもこの力も、死んでしまっては効果がありません。…あまり危険なことは止めてくださいね」

「そうか。気をつけるよ」

 三人が会話をしているところに、男が()()()()()歩いてきた。その様子を見ていたリョウマは、つい思ったことを口に出した。

「あ、あんたは歩いてこれるのか。もしかして、実は見えない道がありましたとか、針山の上を歩いても大丈夫でした、とか…?」

「そのようなことをすれば、そなたの身体は串刺しになっていただろう。そして族長に会うことも叶わなかっただろうな」

「で、ですよね…」

「これは我が一族に伝わる秘技のひとつだ。別の世界の者がこれを真似することはできぬ。それゆえ、我々以外の者が族長に会うには、先の試練を通過する必要があるのだ。…ともかく、そなたらは見事試練を達成した。族長に会う資格があると認めよう。では、扉を開けるぞ」

 男は懐から鍵を取り出すと、扉の鍵穴に差し込み、重そうな扉を開けた。中には更に階段が続き、再び暗闇に包まれていた。

 一同がしばらく階段を下ると、またしても扉があり、男の鍵で開いた。その中は、試練の間と同じような明るい場所だった。

 そして目の前には長身の、族長と思われる獣混人が座していた。やはり頬や身体のところどころに緑色の鱗を持っており、尻尾もあったが、それ以外は美しい人間の女性だった。族長とはいえ、村人とさほど変わらない服装をしていたが、どこか神々しい女神のような雰囲気に、三人は少し衝撃を受けた。

「…お客人ですか?」

 族長は綺麗な声で言った。それに男は答えた。

「はい。ソファリア様。別の世界から、試練をくぐり抜けて参りました。人探しをしているのだとか…」

「わかりました。あなたは下がってよろしい。お話を聞きましょう、旅の方々」

 男は一礼すると、入ってきた扉から出ていった。

「どうかなさいましたか? 先ほど聞いた通り、人をお探しということですね。私が答えられることであれば、何でもお答えします」

 呆気にとられている三人に対して、族長ソファリアは物腰柔らかく、立場の違いを気にせず接してきた。ミーアは、ずっと気になっていたことを初めに口にした。

「関係ないんだけど、この世界の人たちってその、危険な種族だって聞いてたからさ、ちょっと驚いたよ。族長さんだって、とても凶暴には見えない美人さんだし」

「うふふ、ありがとう。そうですね。確かに私たちは、外の世界から良くは思われていないことが多いようです。一からご説明しますと長くなりますが、簡単にお話しましょう」

 ソファリアは少し顔を赤らめて微笑み、自分たちの種族について語った。

「我々、竜の一族の歴史は長く、遥か古代の時代から始まりました。大昔はひとつでしたが、いつしか二つの種族に分かれたと伝えられています。片方の私たちは争いを好まない『タンガ族』といい、もう片方は竜の性質を色濃く受け継ぎ、武力や戦い、狩猟に価値を見出だす『チョウガ族』といいます。しかし現在では、別々の世界でそれぞれの生活を営んでおりますので、どうかご安心くださいね」

 タンガ族にチョウガ族。その話を聞いたリョウマは異世界に来る前、蜥蜴の獣混人に襲われ、ヴァルと交戦したことを思い出していた。そのことについてリョウマは尋ねた。

「あの、自分たちの世界で、蜥蜴の姿をした男と戦ったんですが、もしかしてそのチョウガ族なんでしょうか?」

 その話を聞いたソファリアは、少し驚いたような表情を浮かべ、逆に聞き返した。

「それは(まこと)ですか?」

「は、はい。身体のほとんどは蜥蜴だったので、多分そのチョウガ族なんだと思いますが」

「その者とは、意思の疎通はできたのでしょうか?」

「意思の疎通? はい、普通に会話できましたよ」

 そこまで聞いたソファリアは一呼吸置くと、再び語り始めた。

「なるほど、おそらくそれはチョウガ族の駆け出しの戦士だと思われます。ですがそれが不幸中の幸いとも言えます。なぜなら彼らはある程度まで育つと厳しい訓練を受け、力と引き換えに理性や良識といったものを捨て去ってしまう、と言われているからです。そうなってしまっては、もう我々やあなた方の常識は通じません。他の世界の人々が、我々やチョウガ族を恐れる所以(ゆえん)はそこにあるのです」

 ソファリアの話が終わると、部屋の中は静まり返った。リョウマは、アスカがその世界に迷い込んだ可能性を危惧し、一刻も早く探し出さねばと考えていた。

「最も彼らは、自分たちの世界から出ることは滅多にないので、その世界に足を踏み入れなければ危険はありません。あまりご心配なさらずとも大丈夫でしょう。他にお知りになりたいことは…、そういえば、人をお探しなのではありませんでしたか?」

「あ、そうでした。自分の妹なんですが、こんな人です」

 リョウマは例の如く、魔法具に写るアスカを見せた。

「お綺麗な方ですね。…ですが申し訳ありません。私はこの方を存じ上げません。ここ周辺で旅人を見かけたという報告もありませんので、この世界にいらっしゃったという可能性も低いかと思われます」

「そうですか…」

 ここでもアスカの手がかりが途絶え、がっくりと肩を落とすリョウマとヴァル。そんな二人にソファリアは、優しい言葉をかける。

「…外部の者がこのようなことを申し上げるのは恐縮なのですが、胸中お察しいたします。大切な人の安否がわからないとは、さぞかし(つら)いことでしょう。早く再会できることをお祈りします。私も、この世界でその方を発見しましたら保護するように伝えておきますね」

 ソファリアは心から心配しているようだった。その慈悲深さに、リョウマは頭が下がる思いだった。

「…さて、ご用件は以上でしょうか?」

「あっと、忘れるとこだった。リョウマ、剣」

 ミーアはリョウマの腰に下げた炎雷の剣に手を置いた。

「そうだった。あの、この剣なんですが……」

 リョウマはルケノリアで手に入れた炎雷の剣のこと、鞘から抜くと高熱を発するため、そのままでは使えないこと、タスクルドでなら、どうにかできるのではないかと考えたことを説明した。

「なるほど…それも間違った噂ですね。私たちには、望んだ力を与えるなど大それたことはできません。ですが、私たちタンガ族は鍛治の営みをしておりまして、魔法の知識も多少ながらあります。この剣を持つことができるような魔法の武具を作ることはできるかもしれません」

「本当ですか?」

 噂を否定されて更に落ち込んだリョウマだったが、思いがけない答えに少し気持ちが明るくなった。

「はい。ただしすぐにできるものではありません。少しお時間をいただくことになります。少なくとも、十数日はかかるでしょう」

「わかりました。是非お願いします。ところで、お代などは…」

 心配そうにリョウマが尋ねるが、ソファリアは微笑みながら答えた。

「いいえ、必要ありませんよ。妹さんのことで何もできないのですから、このくらいさせてください」

「あ、ありがとうございます…!」

 ソファリアの寛大な心に、リョウマは深々と頭を下げ、ヴァルも後に続いた。ミーアも、軽くではあるが頭を下げた。

「困っている方を助けるのは当然のことです。もうすぐ日が沈みますから、今夜はこちらでお休みになられると良いでしょう。村の者には伝えておきますので、宿を借りてくださいね」


 その後、三人はソファリアに言われた通り宿を借り、夜を過ごした。質素で快適とは言えない建物だったが、疲れを癒すには十分であった。

「なんか、上手い具合に話が進んでる気がしないでもないけど、二人はどう思う?」

 寝る準備を整えた寝室で、唐突にリョウマが尋ねる。

「私は、ソファリア様の言葉を信じています。争いを好まないというのも、武器らしい武器をこの村の人々は持っていないようなので、信じられると思います」

 真剣な面持ちでヴァルが答えた。

「わたしもそう思う、な。根拠はないけど、あの人たち嘘を言ってるようには見えなかったし」

「へぇ、嘘の上手いミーアだからわかるのかな」

「そうそうわたしは嘘が上手…って何言わせるんだコラぁ」

 軽く毒づいたリョウマに、ミーアのラリアットが飛んで来る。ヴァルはそれを見て、クスクスと笑っていた。

「いてっ、冗談だよ冗談。止めろって…ヴァルも笑ってないで助けてくれよ」

「すみません、その、微笑ましかったもので」

 ミーアを引き剥がしたリョウマは、布団をかぶり防御体制をとった。

「ああもう終わり、俺は寝る。二人も早く寝ろよな」

「うん、わたしも疲れたから寝るね。おやすみー」

「はい、おやすみなさい」

 三人は一斉に眠りについた。


 翌朝、リョウマはヴァルの呼び掛けで目を覚ました。

「リョウマさん!起きてくださいリョウマさん!!大変です!」

「どど、どうした? そんなに慌てて…」

 若干寝ぼけているリョウマは眠そうな声で答えた。ヴァルの様子はただ事ではない。

「どしたの? 朝から騒がしいね…」

 ミーアも目を覚ました。ヴァルは気持ちを落ち着かせ、言葉を続けた。

「先ほど目を覚ました時に、アスカさんの匂いを感じたのです。場所はこの世界の隣、森林の世界『レストリア』だと思われます。」

 元の世界から途絶えていたアスカの匂い。それがここに来て感じられたという。リョウマはこのチャンスを逃すまいと、布団から飛び起き支度を始めた。

「よしわかった。早速その世界へ行こう。今度こそ、見つけてやるぞアスカ…」

 三人とも支度を終え、ソファリアに事情を説明すると、見送りのため村の出口までやってきた。

「じゃあ、行ってきます。この剣に合う武具、よろしくお願いします」

「はい、お任せください。皆さんはどうぞお気をつけて。良い知らせを、心よりお待ちしております。それから…チョウガ族にもくれぐれもお気をつけくださいませ」

 ソファリアは深々と頭を下げた。御付きの村人たちも、後に習った。

「では参りましょう。目指すは森林の世界、『レストリア』です!」

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