7/118
歩き続ける
ロロはさらに壁伝いに進んだ。
本当に不思議なことに、この家は無限の広さを持っていた。外で見たときは、こじんまりした丸太小屋だったのに、中に入って歩いてみると行き止まりがない。ロロは永遠に歩き続けなければならないのではないかと、少し不安になったくらいだった。
「ミュウ。」
「大丈夫だよね。ボクにはシュシュがついているものね。」
シュシュは片時もロロのそばを離れようとはしなかった。
「ミュウ。」
シュシュはロロに歩みを促すように鳴いた。
ロロはさらに壁伝いに進んだ。
本当に不思議なことに、この家は無限の広さを持っていた。外で見たときは、こじんまりした丸太小屋だったのに、中に入って歩いてみると行き止まりがない。ロロは永遠に歩き続けなければならないのではないかと、少し不安になったくらいだった。
「ミュウ。」
「大丈夫だよね。ボクにはシュシュがついているものね。」
シュシュは片時もロロのそばを離れようとはしなかった。
「ミュウ。」
シュシュはロロに歩みを促すように鳴いた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。