表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/118

闇の中

ジヲマはさらに高みへと昇って行った。五人姉妹を後にして。

雲は暗い色を増していた。

シュシュはジヲマの左肩に座していた。

アランは右へ左へと揺れながらも、ジヲマから離れずに飛行を続けていた。

風が少し出てきた。生暖かい風がジヲマの額に吹きつけた。ジヲマは臆することなく、風が吹いて来る高みを目指し、さらに上空へと上り続けた。

月も星も、もはや雷の煌きのかけらさえ見えないコバルトの闇、その中を箒を掴んで高みへと飛行を続けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ