40/118
心地良い速さで
ロロに追いつき、ヤヤはしばらく並走した。ロロに目を合わせ、「来いよ」という感じで首を素早く外側にかしげて合図した。
ヤヤとロロは入れ替わり、ロロは雑巾の上に立ち上がって夜空を突っ切った。
ヤヤはというと、立ち上がろうと試みたものの、どうしてもうまく立っていることができず、竹箒の柄に跨って飛行を続けた。ヤヤはもう二度ほど立ち上がろうと試みたものの、どうしても柄の上に立つことはできず、少し不機嫌な顔を見せた。
サーフィンをするような姿勢で、腰を下げ、肩を開き両手の平を地上に向けて、快適に空飛ぶ雑巾に立ったロロは、快適なスピードで空を翔けた。




