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前へ進む

イアは膝を曲げて歩いている様子がないのに、進んでいた。それはまるで「動く歩道」にただ乗っているように見えた。ロロは自らも同じ様子であることに気づいていた。

最初はまっくらだったのに、角を曲がると光が差し、商店街のような街並みがあった。

数人が行き交っていたが、皆、膝を曲げている様子がなく進んでいた。前を向いているのに、後ろに進んでいる人もいた。誰も声を上げていなかった。

イアと、胸にシュシュを抱えたロロは、人々の間をすり抜けて進んだ。

硝子屋さんが大きな一枚板のガラスを抱えて横切るとき、イアは硝子に映らないように細心の注意を払った。

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