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メムの子守歌

ロロが眠りにつこうと寝台に横になると、サイドテーブルの横にメムが立っていた。

メムはきっとズズよりも少し歳が上で、ズズとは違う雰囲気で優しさに満ち溢れていた。優しい甘い香りがした。

シュシュはやっぱり警戒していて、再度テーブルの反対側、仰向けになったロロの右側の枕元に座していた。

ロロはほんの少しだけ「ママ」と呼んでいた人のことを想い出した。

メムは優しい微笑みをロロに向けていた。そして、メムは子守歌を唄い始めた。他の誰にも真似できないような美しい歌声、優しい響き。ロロは優しい気持ちに包まれて、すぐに眠りについた。

「お休みなさい。」

メムはロロのおでこを撫でた。ロロは完全に眠りに落ちた。

メムの手はロロのおでこからルビーの指輪へと向かっているように思われたが、シュシュの鋭い視線がそれを妨げた。

メムはシュシュの目に手をかざすと、シュシュは眠りに落ちた。

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