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戦意の塊

「なんのためにボクを倒そうとするの?」

核心はジヲマに聞いた。ジヲマは頽れそうな心に抗うため、鼻から大きく息を吸った。

そして脅威の塊はグルルルルと嫌な音を響かせた。

「行こう。」

そう言ったのはシュシュだった。ジヲマは戦意の塊となっていた。この、脅威の塊を倒してしまわないと、これ以上先に行くことはできないと、そんな気さえしていた。なぜ脅威の塊を倒す必要があるのか、そんなことは考えないようにしていた。それよりも倒すということに集中した。


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