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はじまりはじまり

 「オギャーーー、ンギャーー」

あれ、、、赤ちゃんが泣いてる!

どうしよう!私赤ちゃんのお世話とかしたことない!!

どうすれば...

ハッ

誰か、誰かいないの?


...


あれ


助けを求めたいのに視界がボヤボヤ


オッ


ん?なんか体が動かされてる...?


「あらあ。奥様、旦那様そっくりのかわいい女の子ですよ。」


ん?なんか声が聞こえる...


「ふふ。ほんとライそっくりねえ。可愛い。

 今日からこんなに可愛い娘と過ごせるなんて、こんな幸せでいい

 のかしら。」


今日産まれたのね...!おめでとう!

微笑ましい会話に思わずニコニコしちゃうわ!


「旦那様と坊っちゃまを読んで参りますね。」

「お願いねソフィ。」


バタバタバタバタ、ドタン!


「カレン!!

 ああ...。この子が....

 嬉しいよ...。本当に嬉しい。」


「わああ。ちっちゃい!

 かおがまっかだ!

 僕お兄様だよ。これからよろしくね」


感動の対面ってやつですね...!ハンカチ必須だねコレは!

というより...んん?動きたいし、見たいのに見れない!

なんで..?


「そうね、カイルも今日からお兄様ね。

 ライ。あなたそっくりの女の子だったわね。

 ふふ、今回私の予想があたったみたい。

 さあ、あなたが名前をつけてあげて。」


「ああ。そうだな...。

 フローリアナ。

 この子の名前はフローリアナだ。

 この子はきっと笑顔が可愛い女の子になる。」


「フローリアナ...」

「ふろーりあな」


うん!いい名前だねえ。センス良し!

キラキラしすぎてないしね!私も好きよ!


んんん?

なんかおかしい。

この場にいる私ってなに?


というより、さっきお兄様とか言った...?

私の周りでお兄様なんて言葉遣いする人いないよね...?


どこーーーーーーーここーーーーーー!

そしてみえなーーーーーーーい!






とりあえず、心で叫びまくって落ち着いてきた。

もしやもしかすると、今日産まれたのは私?!


だってさっきからよく見えないし、体も動かない。

それになんか抱っこされてる感触がある。



これはもしやもしかする....!

私の憧れの異世界転生ってやつですか?!

毎晩小説に漫画に読んでたくらい憧れてたよ?!

待って!

もしかして今まで読んだことある物語の中なのか?!!

キャーーーーーー

どうしよう!興奮する!!!


はぁ、はぁ、はぁ、

とりあえずもう一回落ち着こ


何か使命があってとか、チート能力とか、いろいろ妄想が膨らむ。


これからどんな毎日になるんだろう...!


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