表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

第十三話


朝食と言ってもともすれば昼食と言っていい時間だった為、たまった洗濯やらレジュメをまとめたりしている内に午後はあっという間に過ぎていった。


自分の家のようにくつろいで寝ている隣人の為に仕方なく台所に立つ。

起きたらきっとお腹が空いているから冷蔵庫の余り物で簡単に炒飯を作る。温めるだけでいいようにテーブルに用意して出掛ける準備を整える。

時刻は18時を回っている。相当に激務をこなしていたのだろう。珠美さんが目を覚ます気配は未だ見受けられない。

このままそっと抜け出してあの店に向かう。

明かりは点けたまま僕は部屋を後にする。

今日はどうしても一人で向かいたかった。


外はまだ明るく歩いているうちに少しずつ薄暮が闇色を濃くしていく。郊外なので人通りは少ない。店までの距離はけっこうある。単車もあるが今日はきっと飲むはずだと思っていた。


星がその光を、放ち始めている。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ