第一話 始まり
短いですがさっそく
昨日、殺人が起こった。
ドアや窓には鍵がかかっており完璧な密室だった。
この屋敷にはおよそ10人の人が過ごしていた。
被害者の名前は緋河 威紗 64歳この屋敷の主だ。
彼は頭を割られて死んだようだが、服は綺麗なままワイングラスを片手に椅子に座っている。
だいいち発見者は屋敷の使用人である霧環 蛍 32歳。彼女は主人を起こしに来たところ息をしていない主人を発見した。
金田一 源峡がこの屋敷に来たのは昔からの友人である谷場 此井江から電話があったからである。谷場が興奮気味に殺人事件の発生について騒ぎ立てている。
屋敷のものがすぐに警察を呼び、警察と金田一は大広間で聞き込みを始めた。
「あんたは誰ですか。関係ないものは出ていってください。」
若い刑事が険しい顔で金田一を見る。
「彼は金田一 源峡といいまして、東京で探偵をしているんです。この事件が起こってすぐ私が呼んだんです。」
谷場 此井江が答えた。
「そうですか。」
刑事が胡散臭そうな顔をする。納得したわけではなさそうだが金田一は気にしないことにした。
読んでいただきありがとうございます。
短めの文章量なので軽く読んでいただけたらと思います。あと、登場人物に入れ忘れてましたね。
霧環 蛍32歳。すみませんでした。かといって特に情報はないです。