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彼らとは良好関係が望ましい  作者: 皆麻 兎
File 1 一社会人の朝夫;魔術師だと知らされる
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登場人物紹介

こちらは、掲載開始前の段階で登場が確定しているキャラクターを載せているため、今後修正が入る事は多いと思います。

①主要登場人物・電子の精霊


望木(もぎ) 朝夫(あさお)(25)

平成6年(1994年)6月17日生まれ

出身地:愛知県

某通信系企業の情報システム部に務める、入社3年目の青年。

母を幼い頃に失くし、父親より男手一つで育てられた。大学入学を機に上京し、東京でそのまま就職。父親とは不仲ではなかったが仲が良い訳でもなく、就職後はほとんど帰省していなかった。性別は男だが、容姿が亡くなった母親に似た美しい容姿もあって中性的な顔立ちをしている事から、幼少期に男子教師より迫られた過去がある。その時の心的外傷(トラウマ)が影響し、必要以上に他人と関わりたがらない。遠観した性格。ライブリーの名前をノルウェー語から考えたのは、単に使用しているメールアドレスのメールアカウントがノルウェー語を使用しているからという単純な理由。



ライブリー(年齢不詳)

朝夫のPCに棲む、電子の精霊。精霊なので年齢は不明だが、口調から察するに女。名前は朝夫が名付けたもので、ノルウェー語でLively「活発」を意味する。その名の通り、元気で活発であり人見知りの少ない精霊。朝夫が学生の頃から一緒に暮らしているため、精霊としての能力も高い。



イーズ(年齢不詳)

ライブリーと同じ、電子の精霊。一人称が「俺」のため、男と思われる。元は朝夫の父・道雄の元にいたが、彼が事故による怪我でパソコン操作がしづらくなっているため、時折朝夫の手助けをしてくれる事もある。性格はおおらかで他の精霊とも積極的に交流できる性格だが、自分らを使役する人間には少し警戒心が強い。名前の由来は「おおらか」を意味するEasyから来ている(道雄が命名)


②魔術師学校関係


テイマー・K・ラスボーン(30)

魔術師が通う学校の講師で、一般教養では言語学を担当するため、日本語・英語・中国語等と合計5か国語を話す事ができる。朝夫の父親とは旧知の仲。道雄の見舞いに来た所で朝夫と出逢い、彼の能力を見極めて講師として推薦する事となる。

人と話す事が好きで、話声が大きいと周囲に言われるが、本人は気にしていない。変わり者が多い学校の教師陣の中では、まだ真っ当な部類に入る。



(フー) 宥芯(ユーシン)(27)

テイマーと同じく、学校の講師で台湾国籍の女性。一般教養では歴史を担当する。彼女が担当する歴史は世界史に加え、魔法世界の歴史も含まれるため、PCで授業を行う事も多いため、朝夫も引率する事があったりする。妄想力がすごく、出逢った人に対して数多の想像をした上で独特のあだ名をつける事が多い。日本に住んでいた時期もあったため、片言だが日本語も話せる。



マヌエル・パブロ・シューア(推定年齢:33)

魔術師学校での事務職員。朝夫のような新しく来た存在に対して、案内や説明をする。和葉少ないが、途中編入した学生に対しても同じ。洋服や手袋で隠しているが、左腕は義手。魔術の実験最中に怪我をしたが、詳細は語らない。

ドイツ国籍で、ビールは好きで飲むが酔いやすい。性格は温厚だが、生真面目すぎる面もあり、ストレスを貯めやすい性格。



下松(しもまつ) 光三郎(みつさぶろう)(41)

リーブロン魔術師学校の書物資料保管棟の職員として勤めるドワーフの末裔。朝夫と同じ日本人だが、ドワーフの血を引いている事もあって身長の割に筋肉と脂肪が多めの肉付きをしている。書物資料保管棟は書物資料の貸し出しを担当する司書と、授業で使われる機材を扱う技術員のいずれかで彼は後者に当たる。性格は温厚だが、少し抜けている部分もある。



ミシェル・ヴァネル(31)

リーブロン魔術師学校の救護室を担当する女性職員。

フランス出身の美しい女性だが、下半身が馬の足を持つ転変者(ムリアン)

物腰柔らかそうな態度を取るが、自分の担当している領域で問題が起きる事を嫌うタイプ。


フェリシア・バラノ(63)

リーブロン魔術師学校の学長で、イタリア出身の女性。還暦に入っているとはいえ、どこか威厳と凛とした雰囲気を持つ魔術師でもある。




③その他


望木 道雄(52)

朝夫の父親で、某大手メーカーの技術職。元々は職場の企業合意の元で休職し、魔術師学校で教師をする事になっていたが、事故による怪我によって(ある意味正当な)本来の休職扱いとなる。尚、魔術師学校については公では伏せられているため、彼が持つ別の才能を知るのも、職場では上層部の中でほんの一握りの人間しか知らない。肩幅も広く筋肉質なため外見はごつい中年男性に見えるが、性格は温和で、話しかけやすい雰囲気を持っている。


(モン) 佳庆(ジャルチン)

魔術師が読む書物や一般的な本を取り扱う、中国の出版社に務めるサラリーマン。リーブロン魔術師学校への依頼として朝夫達の元へ現れる。片言ではあるが、日本語が話せる。

魔術師の知り合いが多い。


ハオス(年齢不詳)

リーブロン魔術師学校で起きた一連の事件の黒幕であり、朝夫の父・道雄を拉致した張本人。今回、(モン) 佳庆(ジャルチン)にとっては、雇用主といえる。

朝夫と対面するまでは仮面をつけていたが、これは彼を含む組織内において“顔を隠す事”が決まり事とされているため、顔を隠さなくてはいけない事情がある訳ではない。名前はギリシャ語のχάοςに由来し、日本語では「混沌」を意味する。銀髪碧眼という外見だが、普段は仮面をしている事が多いのもあって民族は不明。名前も本名かどうか不明とされている。


佐古田 茂(43)

朝夫が小学校の頃、彼のクラスを担当していた男性教師。中性的な外見を持つ朝夫に対し迫り、それが学校側にバレて懲戒免職処分となった過去を持つ。しかし、数年後にハオスの魔術の実験台にされてしまい、魂が残っているかは不明。









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