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異世界(地球)の中学校に通うことになりました!  作者: 雨森 海音
一年生、5月
8/75

寝坊した。

ゴールデンウィークが終わり、学園が始まる。

私はお母さんの家でゴールデンウィークを過ごしていた。

そして記念すべき1日目。

だというのに今日はついてない。


(ああ、どうして私は)


寝坊してしまったのだ。


しかし、まだ間に合う。


(行け、行くんだ! )


と、お母さんの車にヤジをとばす。

そして、学園に着いた。

まだ予鈴はなってないらしく先に校長先生の元に向かう。


「皆さん、編入生のことで盛り上がってますよ」


うーん。恥ずかしい。


キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン。


「予鈴ね、そろそろ行きなさい」


校長先生とお母さんに別れを告げて行く。

私の一年2組は二階だ。

2組は私を含めて25名らしい。

編入生だから出席番号は25。

そんなことを考えていたら先生と会った。

ゆるゆるな先生だ。


「あら、貴女が編入生の成瀬エナさんね。私の合図の後に入ってきてね」


私の返事も聞かず教室の中に入っていった先生。合図って何?

そして中でなにやら話をしているみたいだった。

私は教室のドアの前まで歩いていって待機する。


すると


「入っておいで」


そう呼ばれたので入ろうとするも、ドアが開かずに顔にぶつけた。


「そのドアは横開きだよ」


先生が教えてくれた。

なので今回はきちんと入れた。まさか横開きなんて思いもよらなかった。


成瀬恵那なるせえな。気軽にエナと呼んでね」


辺りを見回す。

うん、何となく人の名前と顔を覚えた!

それが嬉しくてつい笑顔になってしまった。

そしてその笑顔にときめいてしまった人は男女を問わずいた。


「成瀬さんに質問がある人いるかしら? 」


その先生の一言で皆が一斉に挙手をしたのはいうまでもない。

一部の生徒は机を叩くアピールもしていたがそういう生徒に限って先生はあてない。

生徒もそれがわかっているのにやめない。

何をしているんだか。

一目見ただけで顔と名前を覚える記憶力が羨ましいです。

クラスの人の名前は一週間かけても覚えてない人がいるくらいなのに。

いーなー


次回、質問タイムをお送りします。

(真偽は定かではない。)

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