表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界(地球)の中学校に通うことになりました!  作者: 雨森 海音
一年生、5月
28/75

さみしいね

翌朝、普段通りに起きて、用意をする。ただ一つ違うことがあるとするなら、ひよちゃんが迎えに来てくれないことだろうか。私は一人で登校した。教室についた私は、自分の席についた。隣の席が空いていることに気づいていながらあえて気にしなかった。


本鈴が鳴り、先生が入ってくる。


「きりーつ、気を付けー。れーい」


少し間延びした声で号令をかけるのは晴菜さん。彼女は室長をしている。


「お願いしまーす」


なんだか間延びした感じになった。特に気にしない。それぞれで勝手に席につく。先生の話が始まる。


「今日は加賀谷くんはお休みです」


そう先生が言う。やっぱり千くんは休みだった。昨日のことが関係しているのかな。少しざわざわとする教室。しかし、先生の手を叩く音で皆自然と静かになる。


「胃腸風邪みたいですね。皆さんも風邪を引かないように手洗いやうがいはきちんとしましょうね」


西谷秋帆先生。通称アッキーの言葉で、締め括られた。それと同時に、ショートホームルーム終了のチャイムが鳴る。今日は一限目が理科だ。


特に何事もなく進んでいく。移動教室の時に、カズマくんや、ひよちゃんの姿が見れないことを残念に思いながら。


時は進み、昼休みになって食堂に昼御飯を食べに来ていた。今日はカツ丼だ。聞いたところによると、ひよちゃんもカズマくんも休みだそうだ。


いつもと違い、今日は一人だ。心だけでなくお腹も空っぽで、カツ丼はおいしくいただきました。


5限目が終わり、放課後となる。その日は結局何事もなく終わってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング お読み頂きありがとうございます。 もし面白いと、思って頂けたらリンクを押してください!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ