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イントロダクション

「俺は何を間違えた…」


腕の中にいる大切な人の体温が既に失われているのを感じる。

いつも見惚れていたその面影はなく、ただの肉塊と化しているのを理解はしても認められない。

それと同時に、目の前にいる異形の何かを理解出来ずただただそれを眺める事しか出来ない。


「ゔおおおおおお〜」


低く耳障りな音が聞こえる。異形の何かが暗闇から徐々に姿を現してくる。

頭から生えるツノ。背中より生えた翼。顔は歪み、その目は細く鋭い。

下半身を見れば四足歩行。こんな生物は見た事ない。


「なんだよ…なんでこんなのが居るんだよ」


逃げろと頭の中で警笛が鳴り響くが動けない。

徐々に近づいてくる異形の何かがその手に持った鉈の様な物をこちらに振り下ろした。

その光景を他人事の様に見ながら…男はその意識を途絶えさせた。

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