表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常の異變 ~故的非日常茶飯事~  作者: ゅぇ
【第一章 2010年秋 親父入院編】
7/21

2010/10/13 焼肉帰り

 この数か月いろいろとあったけど……

 やっと区切りがついた気がする……

 そう……

 こんな時は……



 焼肉に行こう!!



 しばらく病院通いだ、実家通いだ~なんて……

 まともに外食に出る機会なし。

 今こそパーッとする時でしょ!!


 え?

 不謹慎?


 ちっちっちっ……


 分かっていませんねぇ…

 天国の親父を喜ばすには……

 我々が元気でいるコト!!

 これ間違いなし(笑)



 ってなわけで、なかなかお高めの焼肉屋に突入♪

 お肉の値段が一つ一つが……

 ワォッ☆

 絶対に普段ならこられませんがな(怖)


 なんだか高いお店って……

 不思議と店員さんも上品に見えます。



「お待たせしました~、お客様四名様ご案内しま~す」



 四名?

 僕、妹、母……

 一人多くないか?

 聞き間違いかな?


 席につくと四名様分のお皿が……

 まさか……

 親父がついてきている!?


 家族みんな納得(爆)

 なんか普段は幽霊とか怖いし信じれないけど……

 全然怖くもなければ……

 親父だったらいそうな気がする!

 寂しがりやだからね!!


 気にせずにおなかいっぱい食べましょ~♪

 親父も一緒なら文句も言わないだろう(笑)



 ご飯も食べてお会計中も――


「――こちらよろしければど~ぞ」


 渡されたミントガムはやっぱり四つ。

 店員さんは見えてるのかな?

 親父が……

 ちょっとうらやましぃ。



「このガムはお父さんにあげようね」


 母は持って帰って供えるみたいです。

 でもその考え大正解!

 だって……

 家に帰ったら……

 位牌の部屋が……



 ニンニクくさい(笑)



 やっぱり本当についてきてたんだ。

 本当に良かった。

 約束は果たした……




 焼肉屋で一緒にお酒を飲めたからね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ