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第24話 中国首都防空戦

お久しぶりです。冬休みが明け、学校やらテストやら宿題やらで更新が遅れました。







中国 首都北京


中陸軍兵士

「第五次防衛線突破されましたっ!圧倒的です!ロシア側の戦力はT-80が200、T-90が200です。それと未確認の新型がおよそ50とのことです」


中陸軍指揮官

「分かった。防衛線を北京首都国際空港まで後退。ここの戦車大隊も向かわせろ!なんとしても食い止めろ。通信士、空軍を出してくれ」


中通信士

「了解、暗号化完了。話せます」


中陸軍指揮官

「空はどうだ?」


中空軍指揮官

『北京上空は何とか押さえている。しかし長くは持たんな。まぁ、最善を尽くす』


中陸軍指揮官

「わかった、こっちは首都国際空港で防衛線を張る。可能なら援護を頼みたい」


中空軍指揮官

『善処する・・・・待て!』


中陸軍指揮官

「なんだ!どうした!」


中空軍指揮官

『やられた。ロシアの空挺部隊だ!戦闘の混乱で気付かなかった!Il-76Dが4機だ。あのマーク・・・スペツナズだ!』


中陸軍指揮官

「・・・・・わかった。ありがとう」


中通信士

「どうかしましたか?」


通信を終え、ガックリと肩を落とす指揮官に通信士が尋ねる


中陸軍指揮官

「スペツナズがくるそうだ。折角政府を倒して平和に暮らせると思った矢先にこれかよ、チクショウ!!」


中国 首都北京から75km 上空7000m


Il-76D機内



Il-76D機長

「あと2分で降下ポイントに到着です。準備を」


露部隊長

「聞いたな!準備だ。数年ぶりの実戦でお漏らししてる野郎はいないな。下は地獄だ、戦闘機が飛び交い戦車が火を吹いてる。ビビッて逃げるなよ、俺らは最強の部隊だ。Побеждает сильнейший'!!!」


スペツナズ兵士達

「「「Урааа!」」」



中国 首都北京


レーダー員

「司令!北京南部のレーダーサイトに一瞬ですが影が」


中陸軍指揮官

「何?ロシアに後ろを取られたのか?」


レーダー員

「分かりません・・・・ですが市民が低空を音速で飛ぶ機体を見たそうですが、見たこともない機体だったそうです。少なくともロシア機ではないと」


中陸軍兵士

「司令!外を!」


中陸軍指揮官

「なんだ!?・・・・・!!。あれは」


中陸軍兵士

「翼を!日の丸です!日本が支援に来てくれました!兵の士気が鰻上りです!」


中通信士

「司令・・・通信が」


恐る恐る受話器に耳を当てる


日本空軍司令

『やぁ、新中国の皆さん。戦線の維持ご苦労でした。今そちらに沖縄から戦闘機が75機向いました』


中陸軍指揮官

「あぁ、今上を飛んでいった。・・・しかし何故我々を?」


日本空軍司令

『国の決定ですよ。今の中国の戦力を根こそぎ破壊したのは日本海軍ですから。支援して当然です。しかし一昔前のような態度を取ると我々はその時点で軍を引きます』


中陸軍指揮官

「わかった、わかった!!そんなことはもうしない!あれは政府が勝手にやったことだ!」


日本空軍司令

「中国がやったことに変わりは無いだろう?まぁしかし今は戦線の維持です。制空権を取れ次第爆撃機を向わす予定です。何とかそれまで耐えてください」



中国 首都北京 上空500m


Jimmy1

「こちらジミー1、北京上空を通過。ロシアはまだ我々に気付いていません」


AWACS

「エーワックスより全機へ。10機は直進しロシア空挺部隊機の後ろに回り落とせ。残りは北京周辺の制空権を完全に掌握出来るよう中国軍機を支援」





Il-76D機内



露部隊長

「よぉし、降下ポイントに到着と。後部ハッチ開放」


そう隊長がいい、減圧された機内にいるスペツナズの兵達は奮起していた

その間にもハッチはゆっくりと開いていく。その時


ビーッビーッビーッビーッ


Il-76D機長

「ミサイル接近!回避間に合いません!!」


言い終わる頃には4機のIl-76Dのうち2機が爆発していた


露部隊長

「開ききらなくてもいい!飛び降りろぉ!」


兵士達が輸送機の後部へ向って走る

そしてガシャンとゆう重い音がなりハッチが開き、止った。

そこから見えた機体後部の光景に部隊長は足を止める



露部隊長

「チクショウ、なんでこんなところに日本機が」


部隊長が見た光景とは、日本空軍の心神が胴体下ウェポンベイから発射された99式が2発、真っ直ぐこっちに向ってきている光景だった


この後99式はハッチの中に入り数人の兵士に直撃し爆発。

ロシア第45独立親衛特殊任務連隊は任務失敗に終わった




Jimmy4

「ジミー2、お前が撃ったの輸送機の中に入ってったな」


Jimmy2

「あぁ、しかし嫌なもんを見ちまった」


Jimmy1

「ジミー2、何を見た?」


Jimmy2

「乗ってたスペツナズの隊員と目が合った気がしたんです。彼らも人間なのに」


Jimmy1

「しょうがない、これは戦争だ。彼らも我々もそれぞれの意思や考えがあって戦っている。エーワックスへこちらジミー1。空挺部隊の輸送機を撃墜。制空権確保に北京へ向う」


AWACS

「エーワックス了解」









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