兵器詳細
登場兵器の紹介です。
随時、更新予定。
ここは、「70年の時を越え、今再び」に出てくる登場兵器について解説します。
-陸軍兵器-
9式戦車スペック
全長 9.50m
全幅 3.30m
全高 2.30m
重量 45t
主砲 45口径130mm滑腔砲
装甲 複合装甲及び増加装甲
主機 改良型ガスタービンエンジン
最大速度 80km/h
乗員 2名
10式の後継として開発。主砲口径が大きくなり全体重量は10式に比べると1t程重い。だがその分、攻撃力は強化されている。一時、主機の開発に難航したが、何とか実用可能レベルに達した。
富士絶対防衛兵器
正式名称『77式50口径100cm地対空地両用対衝突方式荷電粒子砲』
愛称『AchtdesAnnulus』日本語訳「8つの円環」
海軍の既存艦艇から対艦巨砲主義への移行の伴う既存の弾道兵器迎撃システムからの撤退。それを念頭に置き、新機軸の開発に取り組み開発されたのが本兵器。概要は、日本を弾頭兵器、航空機など、あらゆる脅威から防衛する最終絶対防衛の要。外観は、山頂を中心に富士山中腹、標高2000m付近に設置された直径4kmの粒子加速器。その外縁部に等間隔で計8基の旋回式砲塔が並ぶ。360°全天をカバーでき、限定的ではあるが、日本本土への影響を考慮した上である程度離れた地点であれば、地上に対し砲撃を行える。器内で加速させた新粒子「FN粒子」(第10話参照)をニオブなどの生成物質に衝突させ大量の荷電粒子を生成。攻撃対象へ発射する。
海軍兵器
艦艇
大和型
排水量 70,000t
全長 263m
全幅 38.9m
主機 艦船搭載型核融合炉4基
最大速力 50ノット
武装 45口径46cm3連装電磁投射砲3基
60口径15.5cm3連装電磁投射砲4基
54口径5インチ速射砲6基
高性能20mm機関砲8基
Mk.41 mod.6 VLS4基(SAM、ABM、VLA、SUM)
SSM4連装発射機4基
3連装短魚雷発射管4基
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
長門型
排水量 35,000t
全長 224.94m 全長 219.4m
全幅 34.59m
主機 艦船搭載型核融合炉3基
最大速力 60ノット
武装 45口径41cm連装電磁投射砲4基
50口径14cm連装電磁投射砲15基
54口径5インチ速射砲6基
高性能20mm機関砲8基
Mk.41 mod.6 VLS4基(SAM、ABM、VLA、SUM)
SSM4連装発射機4基
3連装短魚雷発射管4基
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
金剛型
排水量 30,000t
全長 219.4m
全幅 31.0m
主機 艦船搭載型核融合炉3基
最大速力 65ノット
武装 45口径41cm連装電磁投射砲4基
50口径14cm連装電磁投射砲15基
54口径5インチ速射砲6基
高性能20mm機関砲8基
Mk.41 mod.6 VLS4基(SAM、ABM、VLA、SUM)
SSM4連装発射機4基
3連装短魚雷発射管4基
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
伊勢型
排水量 35,000t
全長 219.62m
全幅 33.83m
主機 艦船搭載型核融合炉3基
最大速力 60ノット
武装 45口径35.6cm連装電磁投射砲4基
50口径15cm単装電磁投射砲6基
高性能20mm機関砲8基
Mk.41 mod.6 VLS2基(SAM、ABM、VLA、SUM)
SSM4連装発射機
後部飛行甲板
新型VTOL機10機
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
扶桑型
排水量 30,000t
全長 205.13m
全幅 28.68m
主機 艦船搭載型核融合炉3基
最大速力 60ノット
武装 45口径35.6cm連装電磁投射砲4基
50口径15cm単装電磁投射砲6基
高性能20mm機関砲8基
Mk.41 mod.6 VLS2基(SAM、ABM、VLA、SUM)
SSM4連装発射機
後部飛行甲板
新型VTOL機10機
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
海軍が開発に成功していた電磁投射砲レールガンを搭載。大和型は46cm。41cmは長門型、金剛型に。35.6cmを伊勢型、扶桑型に搭載する。
主機をこれも日本が開発実用化に成功した核融合炉の艦船搭載型を採用。そのため。すこし速力は落ちるものの電磁投射砲の搭載が可能となった。
情報処理システムと火器管制システムを統合し天照システムに繋ぐことにより艦隊間、艦船間の通信、連携強化を実現。天照システム用に新規開発されたSPY2レーダーを搭載。同時に300の目標を追尾、50の目標に対し攻撃できる性能を持つ。天照あっての性能だ。索敵範囲は、軌道上の衛星「天照」からも情報が常に送られてきており、事実上無限である。
正規空母(赤城 加賀 蒼龍 飛龍 翔鶴 瑞鶴 雲龍 天城 葛城 信濃 大鳳)
排水量 110,000t
全長 400m
全幅 50m
主機 艦船搭載型核融合炉6基
最大速力 50ノット
武装 ESSM短SAMランチャー4基
RIM-116RAM6基
高性能20mm機関砲4基
電磁カタパルト6基
搭載機 F-3「神風」80機
新型VTOL機20機
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
軽空母(鳳翔 龍壌 龍鳳 祥鳳 瑞鳳)
排水量 50,000t
全長 250m
全幅 35m
主機 艦船搭載型核融合炉4基
最大速力 65ノット
武装 ESSM短SAMランチャー4基
RIM-116RAM6基
高性能20mm機関砲4基
電磁カタパルト2基
搭載機 F-35BライトニングⅡ25機
SH-60K哨戒ヘリコプター20機
輸送・救難ヘリコプター5機
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
強襲揚陸艦(千歳 千代田)
排水量 50,000t
全長 250m
全幅 35m
主機 艦船搭載型核融合炉4基
最大速力 65ノット
武装 ESSM短SAMランチャー4基
RIM-116RAM6基
高性能20mm機関砲4基
Mk.49 21連装ミサイル発射機2基
ブローニングM2重機関銃8基
搭載機 UH-1N汎用ヘリコプター8機
UH-60JA多用途ヘリコプター5機
UH-60J救難ヘリコプター3機
搭載艇 エアクッション揚陸艇4隻
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
日本の広大な領海をカバーする為に迅速な展開能力を持たせることを念頭に、特に大幅な改修を行ったのが空母である。そのため船体は巨大化、世界最大の航空母艦を11隻も保有するに至った。外観は正規空母、軽空母、揚陸艦それぞれで殆ど同じなので先の大戦の時のように着艦識別文字を飛行甲板後方左にカタカナで表記されている。
重巡洋艦18隻
排水量 10,000t
全長 200m
全幅 22.5m
主機 艦船搭載型核融合炉2基
最大速力 70ノット
武装 50口径20cm連装電磁投射砲6基
45口径12cm単装高角電磁投射砲8基
高性能20mm機関砲4基
Mk.41 mod.6 VLS2基(SAM、ABM、VLA、SUM)
3連装魚雷発射管2基
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
軽巡洋艦21隻
排水量 5,000t
全長 150m
全幅 12m
主機 艦船搭載型核融合炉2基
最大速力 75ノット
武装 54口径5インチ速射電磁投射砲4基
高性能20mm機関砲4基
4連装魚雷発射管2基
Mk.41 mod.6 VLS2基(SAM、ABM、VLA、SUM)
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
駆逐艦178隻
排水量 2,500t
全長 120m
全幅 10.8m
主機 艦船搭載型核融合炉1基
最大速力 75ノット
武装 50口径12.7cm連装電磁投射砲2基
高性能20mm機関砲4基
5連装魚雷発射管4基
Mk.41 mod.6 VLS1基(SAM、ABM、VLA、SUM)
C4I 天照システム
レーダー SPY2レーダー4面2基(前部艦橋、後部艦橋)
ソナー えい航式パッシブソーナー
なお、上記の全艦艇に核融合炉を利用した新兵器「電磁防壁」が搭載されている。
伊号第600型潜水艦 2隻
全長 256m
全幅 48m
吃水 19m
機関 慣性型核融合炉2基
ポンプジェットスクリュー4軸
速力 水上45ノット
水中41ノット
兵装 各種SLBM
・SWCM(衝撃波巡航ミサイル)
空中で弾頭の炸薬を爆破させ、空気の板を作り上から潰す。対空兵器としても使用可能
・CTM(非核弾道弾)
弾頭に核ではなくタングステンとチタンの合金を用い、宇宙空間から、ただ落とすだけである
・EWM(炸裂弾頭弾)
あらかじめ設定した高度で弾頭が炸裂し小型爆弾をばら撒く。対地、対艦、対空と多用途である
・SAM、ABM、VLA、SUM
60cm魚雷発射管 艦首14門、艦尾6門
・99式魚雷
全長 9.4m
直径 60cm
弾頭重量 350kg
最大速度 300ノット
機関 液体燃料ロケット
キャビテーション現象を利用した超高速魚雷である。
この伊600は日本の潜水艦技術の塊である。大和に迫る巨大な艦体を持ちながら、それなりのステルスも備えている。最高速度は水中で41ノットとあるが、そこまでの高速潜行はしない。ただやろうと思えば出来る。兵装も伊600型の為に新規開発されたものが全てで、どれも大陸を越えた敵国を想定して開発されている。
航空機
特殊戦術艦上ステルス戦闘機 『煌風』
全長 22.4m
全幅 24.5m
全幅(可変時) 20.2m
高さ 4.0m
最大離陸重量 36,000kg
エンジン 1式スクラムジェットエンジン2基
最大速度 M4.20
固定武装 10式25mm機関砲2門
兵装
対空戦闘時 04式空対空誘導弾B4基(胴体下部前方爆弾庫)
99式空対空誘導弾C6基づつ(胴体下部後方左右爆弾庫)
対地戦闘時 90式空対空誘導弾4基(胴体下部前方爆弾庫)
GBU-54/B レーザーJDAM6発(胴体下部後方左爆弾庫)
60式空対地誘導弾6基(胴体下部後方右爆弾庫)
2004年に発足し米国や諸外国に対し極秘裏に1機だけ開発が勧められていた純国産戦闘機開発計画だ。
2015年のJ計画遂行時に『第6世代戦闘機開発計画』へ技術提供はしたものの、こちらは独立して進められていた。
艦上戦闘機にしてはかなりの大きさを誇るこの機体だが、この機体の驚くべきところは兵器搭載量と最大速度である。搭載量の増加は後述のエンジンがあったおかげと、爆弾庫内の新機構「ロールランチャー」があってこその賜物だ。エンジンに関しては、日本国内新規開発の1式スクラムジェットエンジンを採用している。まだ試作段階ではあるが、現時点では良好な性能を出している。もい1つ特徴を挙げるとすれば、その特異な機体形状である。機体前方へ伸びる可変前進翼と浅い角度で外側へ向けつけられた水平尾翼である。垂直尾翼は持たず計4枚の翼を持つ。主翼である可変翼はスクラムジェット飛行時には構造上ある速度では発散が起こり翼が破壊されてしまう恐れがあるため、胴体部に沿って折りたたまれる。この時機体はひし形のような形状になる。
潜水艦搭載無人航空機 『SQ-X』
全長 5.5m
全幅 7.2m(主翼折り畳み時4.6m)
全高 2.8m
エンジン F5-2Sターボファンエンジン1基
対空武装 04式空対空誘導弾4基
対地武装 GBU-54/B レーザーJDAM2発
伊600型潜水空母に搭載するためだけに開発された無人機。伊600のミサイルハッチからロケットブースターで射出、その後ジェットエンジンで巡航する。エンジンは心神に搭載されている物を小型化したものだ。推力は落ちたものの機体が小型である為、そこまで目立った性能の低下は無い。先述の通り機体が小型の為、兵器搭載量はかなり落ちた。04式を4基か、JDAMを2発かしか搭載できず、その任務に極端な制限がかかってしまう。1つのミサイルハッチに2機搭載可能。回収は着水後、小型無人潜水艇にて回収・格納される。操縦は、射出後に天照と通信を開始する。その為、見方を変えると簡易的ではあるが、人工知能搭載型無人航空機との見方も出来る。
空軍兵器
戦略爆撃機「富嶽」
全長 52.3m
全幅 59.5m
全高 13.4m
エンジン JT3J8基
最大離陸重量 250t
最大ペイロード 35t
搭載兵器 83式無誘導爆弾30発
GBU-54/B レーザーJDAM30発
93式空対艦誘導弾10基
実用上昇限度 17,000m
JT3Jはボーイング707に使われているJT3Dを、日本が解析、改修を行ったもので、なぜかオリジナルより高性能となった。83式無誘導爆弾は自衛隊で使っていたMk82を富嶽に対応するために手を加えたものだ。
アメリカのB-52を上回るでかさとペイロードを持つ。十勝基地に50機、那覇基地に75機配備予定。
第6世代戦闘機「F-3心神」
全長 16.5m
全幅 11.2m
全高 4.7m
最大離陸重量 32,000kg
エンジン F5-2ターボファンエンジン2基
最大速度 M2.80(高高度において)
固定武装 M61A3 20mm機関砲2門
対空戦闘時 90式空対空誘導弾2基(側面ウェポンベイ)
99式空対空誘導弾6基(胴体下ウェポンベイ)
対地戦闘時 GBU-54/B レーザーJDAM4発(胴体下ウェポンベイ)
(この時側面ウェポンベイには90式空対空誘導弾2基搭載)
先進技術実証機を経て、晴れて日本空軍主力戦闘機となったステルス戦闘機である。難点だった戦闘機エンジンの開発が成功したため実現。このほかに、海軍向けの艦載機用に改修を施したものもある。固定機銃はキャノピー斜め後ろに1基ずつ。派生型として艦載機仕様の「神風」がある。
上記の「富士絶対防衛兵器」及び「特殊戦術艦上ステルス戦闘機」の名称は募集をかけ、ある読者様からアイデアをお借りしました。