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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第7話 ジャンルの固定概念(型)をぶち壊せ!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第七回は「ジャンルの固定概念(型)を壊す方法」です。



■各ジャンルの固定概念(型)とは



 小説には様々なジャンルがあります。ライトノベルだと、異世界ファンタジー、ラブコメなどのパイが大きいでしょう。これらですが、執筆現在の主流は「追放からの成り上がり」「チートスキルがあっても、スローライフ」「いつの間にかハーレムができていた」といった類でしょうか。これらの型を維持すれば、一定程度の評価が得られるはずです。もちろん、ヒット作は作者の努力がすさまじいことを付記しておきます。



■固定概念(型)を壊すには



 先ほど挙げた各種の固定概念(型)ですが、あえて壊すことで既存作品と差別化し、注目を集めるという方法があります。もちろん、絶対うまくいくとは限りません。うまくいかない可能性の方が高いですが、挑戦する価値はあるかと思います。では、どのようにして型をくずすか。もちろん、型を知っておく必要があります。



 異世界ファンタジーなどについては、型が分かりやすいかと思います。ですから、今回はホラーの型を崩す方法についてです。ホラーですが、ここ数年は「モキュメンタリーホラー」が主流です。では、モキュメンタリーホラーとは何かについて触れておきましょう。



 モキュメンタリーホラーは「架空の出来事をドキュメンタリーや記録映像のように演出する」手法です。分かりやすくすると、新聞記事やネット掲示板の断片的な情報から「恐怖」を演出するものです。ですから、「怪異やお化けが主人公を追い込む」といった類ではありません。断片的な情報から「恐怖」を推測する要素があるので、一種のミステリーとも言えるでしょう。



 これらですが、モキュメンタリーホラーという手法が再び光を浴びて以降、ジャンルの中で膠着状態です。つまり、読者によっては「またモキュメンタリーホラーか……」となる場合もあります。ですから、モキュメンタリーホラー以外のホラーを書けば、停滞状態を打破して受け皿になる可能性があります。いかにしてモキュメンタリーホラーの型を崩すか。それは、モキュメンタリーという形をとりつつも、別ジャンルを混ぜるという方法です。



■異世界ファンタジーを混ぜてみる



 これは拙作の例ですが、異世界ファンタジーとモキュメンタリーホラーを掛け合わせました。つまり、異世界の断片情報を提示しながら、「恐怖」を与えるという手法です。モキュメンタリーホラーの型は「現実世界にあるかもしれない」という現実性が特徴です。現実とフィクションの境界を曖昧にできるのならば、異世界が舞台であってもモキュメンタリーホラーとして成立するはずです。拙作がうまくいくかは別として、具体例を出してイメージしやすくなったのではないでしょうか。



■「知らないこと」が武器になる



 私ですが、ホラーを書いたことがほとんどありません。ですから、異世界を舞台にするという型破りを思いつきました。固定概念(型)を崩すには、そのジャンルのテンプレだけを軽く押さえれば十分です。ガチガチに勉強すると柔軟性が失われます。「知らないこと」が武器になるのです。新しいジャンルを書く時は、軽く調べるだけに留めるのも一つの戦略でしょう。



■備考欄追記:どうやら「異世界×モキュメンタリーホラー」を書いたのは確からしい。既存の作品リストを見て安心した。問題は、そのホラーよりこの創作論の方が読まれていることである。私には小説を書く才能がないのか? 創作論者としてしか期待されていないのか? 私はどうすればいい?

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