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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第6話 ネタ探しを楽にせよ!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第六回は「ネタ探しを楽にする方法」です。



■無意識に創作のネタを思いつくには



 皆さんは普段とっている行動のうち、何割が無意識によるものかご存知でしょうか。答えは九割が無意識な行動です。玄関のドアを開けるとき、どれくらいの強さで押そうか、なんて考えません。小説を書く上で意識してやる行為とは、「ネタを探す」「プロットの構成を考える」「文章を書く」でしょうか。特に困るのはネタ探しです。これは探そうとして簡単に見つかるものではありません。今回は「意識せずにネタを思いつく方法」について書きます。あくまでも可能性ですから、期待しすぎないで下さい。



■意識から無意識へ



 一度、今回のお題からは離れます。意図があるので、ご辛抱ください。皆さんが何かを始めるとき(例えば趣味で裁縫をするなど)、どれくらいの期間続ければ当たり前になるかご存知でしょうか。ざっくり一か月です。ここまでくれば、鋭い方は気づいたかもしれません。そうです、「一か月ネタを《《意識して》》探せば、《《無意識のうちに》》ネタを探し、結果的に意識せずに思いつく」という流れです。



■実例



  本当だろうか? という声が聞こえてきそうです。これは実体験があり、私は十年間ほど意識してネタを探し続けました。この時は小説を書くことは考えていなかったので、「何か面白いことないかな」という好奇心からです。執筆を始めて約二年ですが、「意識してネタを探す」ということは少ないです。通勤時間だったり、夜の自由時間に、ふと思い浮かびます。意識してネタを探していたら、それは専業作家のすることであり、趣味ではなくなると思います。



■まとめ



 今回の結論は簡単で「ネタ探しを一か月続けてみる」、それだけです。専業作家のように四六時中ネタを探さなくても、一か月で無意識に思いつくなら、やってみて損はないと思います。冒頭に述べたように、あくまでも可能性が上がる方法です。絶対ではないことは頭の片隅に入れておいてください。



■備考欄:この創作論は、ふと思い浮かんだ。つまり、創作論の実例として無意識にネタを探していたことになる。上出来である。しかし、おかしなことに、心の中で「もっと有益な情報を提供しなければ」と焦りが出ている。これは読者を意識しすぎてだろう。もし、読者から「もっと、情報をよこせ」と言われたら? 私は、その期待に応えることができるだろうか。ネタを探さなければ。ネタを探さなければ。ネタを探さなければ。

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