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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第49話 守破「理」を会得せよ!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。最終回は「守破「理」について」です。今回はWeb小説を書く方を読者に想定しています。



◼️守破離



 茶道や武道などの考えに「守破離」というものがあります。分かりやすく言えば下記の通りです。


守……師匠の教えに従う。小説で言うならテンプレに忠実に書く。

破……教えやテンプレにオリジナリティを加える。

離……自分独自の新しいものを確立する。



 初心者がテンプレ、つまり「守」を参考すべきなのは、一部の天才を除き、いきなりオリジナリティを出すのが難しいからです。極論、あいうえおを知らずに小説を書こうとする行為に近いです。



 では、「破」の境地に至るにはどうすればいいか。それは、「自己分析した創作論を書くこと」です。公開する必要はありませんが、テンプレがなぜウケるのかを分析し、突き詰めるのが大切です。ここでいう「創作論」とは、「概要欄の書き方」「おすすめの公開時間」といった類ではありません。それは、あくまでもテクニックです。私は、一年ほど創作論およびテクニックを書いてきましたが、それは「破」の段階でした。



 では、どうすれば「離」を得られるか。それは、「テンプレに四則演算」することです。つまり、テンプレを軸に足す、引く、掛ける、割る。テンプレが読まれるのは、読者の脳への負担が少ないからです。成り上がりがウケるのは、ゴールが見えている・予想できるからです。ラブコメも、ハーレムか、もしくは最後に結ばれるか。コメディというからには、バッドエンドはありえません。これらを《《あえて》》壊す。それができれば、「離」の状態です。決して、ラブコメでバッドエンドを書けと言っているわけではありません。ゴールが分かりやすいので、例にあげました。また、最初に書いた四則演算理論は「破」です。商業作家がすでに言及していると思うからです。



◼️守破「理」



 さて、ここからが問題です。タイトルは「守破『理』を会得せよ!」となっています。「理」とは何か。これは、「とは新たなことわりを得た」という状態を指しています。造語です。分かりやすくしました。傑作は、「読まれるが読者に理解されずに評価されないもの」だと考えます。つまり、「理解できる(脳への負担が少ない)=テンプレ(に近い)」からです。



 今、私は「6000閲覧数だが、評価は低い」という作品を連載中です。これは、あえてテンプレを崩したからです。もちろん、話数が多いのもありますが、合わない人は1話切りするはずなので、直接的には関係ないかと思います。「離」の状態は、今後テンプレになるものの元祖と言えます。いきなり理解されるのではなく、晩年型と言えるでしょう。天動説の時代に地動説が理解されなかったのと一緒です。



 どうすれば「離(理)」になれるかは説明できません。なぜなら、自ら殻を破る必要があるからです。「離(理)」になるには、売れる、ウケるを捨て去る必要があります。つまり、「離(理)」を目指すか、ウケを取るか。この中間があればいいのですが、ないというのが持論です。「離(理)」になっても、「守」や「破」の状態を《《あえて》》維持するのもありだと思います(戦略的「守」「破」の維持)。まずは、「離(理)」を目指してはいかがでしょうか。



◼️備考欄:私は「理」を得た。ゆえに「離」した。この世に私という存在はいない。

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