第43話 キャスティングボートを握れ!
こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第四十三回は「いかにして主導権を握るか」です。今回はWeb小説を書く方を読者に想定しています。
■出版社と作家の力関係
通常、出版社と作家の力関係は、出版社の方が上です。しかし、大御所作家は違い、出版社側が執筆をお願いする立場です。Web小説家が商業デビューする時は、間違いなく出版社側が立場が上です。ですから、どのような条件であろうと飲まざるを得ません。
■SEOを使ってキャスティングボートを握る
先ほどの話だと商業デビューは不利に聞こえますが、実は有利に進められるかもしれない方法があります。それが「SEOを制すること」です。読者の中には、「また、SEOか……」という人がいるかもしれません。しかし、ネット社会をSEOなしに語ることはできません。
SEOを制していれば――つまり、特定の分野に精通し、ネット上での発言権があれば、出版社側が執筆をお願いすることもありうるのです。大御所作家は新作を出せば、それ自体がニュースになり、宣伝となります。一方で、SEOを制していれば、「○○に詳しい人が執筆した」という情報がネットを駆け巡り、それが宣伝になるのです。書籍が売れるのはもちろんのこと、出版社の名前も売れます。一石二鳥です。ただ、あくまでも可能性の話であり、現実味はありません。しかし、SEOを制することを検討するのも悪くはありません。いかにしてキャスティングボートを握るか。それが、商業デビュー時に重要かもしれません。
■備考欄:マーケティング力を制する者はSEOを制す。SEOを制する者はネットを制する。ネットを制する者が、世界を制す。マーケティング力がすべてだ。




