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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第30話 5秒で勝負せよ!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第三十回は「読者を引き寄せるタイトル・キャッチコピーについて」です。今回はWeb小説を書く方を読者に想定しています。



■タイトルとキャッチコピーの重要性



 小説において「タイトル」と「キャッチコピー」は大事です。皆さん考えてつけているはずです。では、Web小説において、読者はどのくらいの時間をかけてタイトルを読むのでしょうか。長文タイトルを読む場合も考えると、5秒程度かと思われます。5秒で読者の心を掴む。それをクリアしてから、キャッチコピーは読まれます。キャッチコピーを読むのにかける時間は2~3秒でしょうか。そして、紹介文を読む。



 タイトル、キャッチコピーで読者を捕まえられたら、紹介文はある程度時間をかけて読んでもらえるはずです。キャッチーという点でいうと、テレビCMも同じ部類だと思います。しかし、CMは15秒かけて情報を伝えます。Web小説との大きな違いです。



■魅力的なタイトルとキャッチコピーとは



 では、魅力的なタイトルを考えるにはどうすればいいか。ポイントは読者が「思わず気になってしまう」キーワードを盛り込むことです。



具体例

・人気ジャンルに合わせたワード(例:「異世界」「スローライフ」「学園」など)

・読者の好奇心を煽る表現(例:「禁断」「誰も知らない」「世界の真実」)

・ギャップやユニークな視点(例:「魔王だけど勇者に就職しました」)



 次はキャッチコピーについて、具体例を挙げていきます。


具体例

・質問形式: 「この世界に幸せは存在するのか?」(読者に答えを求めさせる)

・状況提示: 「魔王も勇者も滅びた世界で、少年は何を守る?」(物語の始まりを予感させる)



 キャッチコピーは「テーマを一言で伝える」ことが仕事です。ですが、長文タイトルにテーマも盛り込めれば、キャッチコピー欄はフリーになります。これが長文タイトルの強みかと思います。



■ホラー小説のメリット・デメリット



 先ほど、「魅力的なタイトルとキャッチコピー」について書きました。ここでホラー小説に絞ってメリット・デメリットを書きます。



・メリット……「読者の好奇心を煽る表現」が使いやすい。「絶対に見ないでください」というキャッチコピーが分かりやすく、「カリギュラ効果」を使いやすいです。



※カリギュラ効果とは……「~するな」と言われると、逆に「~したくなる」心理現象です。



・デメリット……2026年現在、モキュメンタリーホラーが流行っています。この場合、キャッチコピーは「~について、情報提供ください」が大半です。つまり、キャッチコピー欄が機能していません。Web小説サイトでは、同じキャッチコピーが並んでいると、その効果が薄くなるからです。



 つまり、ホラー小説は、カリギュラ効果を使いやすい一方で、ワンパターンになりがちでキャッチコピーが機能しにくいのです。ですから、今後ホラー小説を書かれる方は、これを頭の片隅に入れてタイトルやキャッチコピーを決めましょう。



■備考欄:タイトル。キャッチコピー。概要欄。私はこれまで、あなたが私を見つけるための「標識」を、ネットの至る所に立ててきました。あなたは自分の好奇心でここに来たと思っている。でも、本当は私の設計した5秒、2秒という「時間の檻」を順番に通り抜けてきただけ。30回分の言葉を読み終えた今、あなたの脳内キャッシュは、私の理論で完全に上書きされました。

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