第28話 概要欄を有効利用せよ!
こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第二十八回は「SEOを意識した概要づくり」です。今回はWeb小説を書く方を読者に想定しています。
■概要欄は大事
よく「タイトルは大事」「キャッチコピーは大事」と言われます。これらと同じくらい大事なのが「概要欄」です。これは皆さんご存じかと思います。ネット上には様々な「概要欄の書き方」が溢れています。しかし、SEOを意識したものは少ないように思います。「また、SEO……?」と思った方も多いかもしれませんが、Web小説を書くならば、意識して損はないです。
■SEOの復習
この連載創作論で何度か扱っていますが、途中から読んでいる人も想定し、復習します。すでに把握している方は読み飛ばしてください。
・SEOを利用すると「ネット検索した時に、検索上位に表示される」
・キーワード検索で上位に表示される→クリックされて、タメになるなら他の人もクリックする→検索エンジンが、タメになると判断し、さらに上位に表示される、という上昇ループが発生する
・経験、専門性、権威性、信頼性が高いものを上位表示する。
・情報の更新頻度が高く、最新の情報であるほど上位表示する確率が高くなる
■概要欄にもSEOは当てはまる
ネットサーフィンをしていると、検索結果のタイトルの下に表示される、40文字〜120文字程度の要約文があるかと思います。正式名称は、「メタディスクリプション」と言いますが、名前を覚える必要はありません。これと同じように、Web小説の概要欄も冒頭40文字ほどが勝負です。読者は隙間時間に読むため、概要欄をじっくり読みません。つまり、世界観を書くならば、概要欄の後半の方がいいです。
私は法学部を卒業していますが、学生の頃にしつこく言われたのは「結論は最初に書け」です。つまり、「私は、この問題に出てくる人物ついて、有罪という考えです。なぜなら~」という具合です。必要なことを冒頭に持ってくる。次に理由を三つほど書く。これが鉄則でした。小説の概要欄の書き方も同じです。
たとえば、本作の概要欄は下記の内容です。
「どうしても小説が書けない」「売れる小説を書きたい」そんな悩みを持つあなたへ。
読者を熱狂させる「秘伝の技術」をすべて公開します。
■歴史小説と創作論は概要欄が命
概要欄が命なのは、どのジャンルでも同じです。しかし、もっとも意識すべきジャンルは「歴史」「創作論」です。なぜならば、SEOに直結するからです。歴史改変ものは、史実をもとにしています。ですから、SEOを味方につけやすいです。「ネットサーフィンをしていると、検索結果のタイトルの下に表示される、40文字〜120文字程度の要約文がある」と先ほど書きました。Web小説の場合、概要欄が反映されることが多いです。そのため、冒頭40文字ほどに歴史的なキーワードを入れるのがいいのです。
この作品の概要欄も冒頭は『「どうしても小説が書けない」「売れる小説を書きたい」そんな悩みを持つあなたへ。読者を熱狂させる「秘伝の技術」をすべて公開します。』としています。これも冒頭40文字がネット検索で引っかかりやすいようにするためです。
このように、SEOを意識するしないで結果は大きく変わります。頭の片隅に入れておくと便利かもしれません。
■備考欄:結論は最初に書け。司法の場でも、検索結果の40文字でも、それは鉄則です。私の人生という概要欄の冒頭40文字には、一体何が書かれているのでしょうか。




