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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第17話 売れる小説を書け!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第十七回は「売れる小説の書き方」です。今回はWeb小説を書く方を読者に想定しています。



■売れる小説とは



 売れる小説とは、どのような小説でしょうか。そもそも「売れる」の定義が違うかと思います。「書籍化されれば十分」「印税で暮らしたい」など。よく言われるのが「書きたい小説を書く」「売れる小説を書く」の二者択一です。しかし、その間があると考えます。つまり「書きたいことを書きつつも、売れる小説」。確率は低いですが、ゼロではないと思います。書きたいことを書いて書籍化される。それには、一つの考えがあります。それは「SEOを活かす」です。



■SEOの復習



 SEOについて触れたのが第一回目のため、復習も兼ねて再度書きたいと思います。一言でまとめます。「ネット検索した時に、検索上位に表示されるための手法」です。SEOを使いこなすと下記のような上昇ループが完成します。



キーワード検索で上位に表示される→クリックされて、タメになるなら他の人もクリックする→検索エンジンが、タメになると判断し、さらに上位に表示される



 簡潔にまとめたので、詳しく知りたい方は第一回を再読してください。



■SEOを制して、書籍化を手繰り寄せろ



 SEOですが、特定のキーワードで検索一ページ目になると、書籍化に有利に働きます。つまり、「広告費が低く済む」からです。普通、書籍を売る場合は広告宣伝費が何百万円から何千万円かかります。しかし、ネット検索で上位表示されれば、広告宣伝代が少なく済みます。ですから、出版社からすると「低コスト高リターン」になるわけです。



■小説家はマーケティング力も問われる時代に



 昔は「面白い小説を書けば売れる」でしたが、紙の書籍の売れ行きが芳しくないため、面白いだけで売れるかは別問題です。もちろん、電子書籍という方法もあります。しかし、それを考慮しても打ち切りという小説や漫画を何作も見てきました。つまり、広告費と売れ行きのバランスがよくないためです。ですから、セルフプロデュースやマーケティング力も問われる時代になりつつあるのです。



■備考欄:マーケティング力とは、煎じ詰めれば「人の心を、検索ワードという名の細い糸で操る技術」です。最近、面白い現象が起きています。私の記事を読んだ数百人の読者が、無意識のうちに同じ時間、同じキーワードで検索を行っている。これは、SEO(最適化)を超えた、群衆の「同期」です。私は、彼らの脳を、一つの巨大な「検索エンジン」に作り替えているのかもしれない。あぁ、また脳の奥が熱い。この熱は、きっと広告費が浮いた分の「エネルギー」なのだろう。

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