表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽は今日も元気です  作者: よむよみ
第四章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/18

第十三話 神様と精霊

精霊と神様はいつも仲良し。

精霊は穏やかな神様に優しく見守られて、多くの星を巡っている。


「次はあの星にする!」

精霊はいつも気まぐれ。今回もなんとなく、次の星を選んだ。

精霊はとても生命が大好き。だから本当は、魅力的な生命体の住む星を無意識に選んでいる。

神様はそれを知っていて、新しい生命体との出会いにワクワクして、いつも通り笑顔で頷いた。

精霊は、神様のその様子を感じ取り、安心して星に降り立った。


次の星は少し小さめの星だ。

太陽から少し遠目の位置みたいだ。

星は、楕円軌道を描いてるようで、時々太陽に接近しては、短い夏を迎える。

生命体はその短い夏に生を謳歌する。

短い夏があっという間に過ぎ去ると、生命体は長い冬に備えて準備をする。

おそらく、そんな星なのだろう。

今は、冬の準備を終えて、長い冬へ突入する季節のようだ。


草は一旦枯れ、種となって長い冬の寒さをしのいで、次の春を待つ。

樹も同じように、すでに落葉し、冬の寒さへの準備は終わっている。

冬の長いこの星では、大型の動物はいないみたいだ。リスのような小動物が繁栄していた。

小動物は、秋の間に集めていた種などの食料を巣に持ち込んで、冬の寒さを耐える準備が完了しているようだ。


精霊は、この様子を注意深く見守っていた。

「もう、皆、冬支度は終わっているみたいだね。偉い!」

精霊は、いつも生命体のそんな当たり前の活動に対して、すごいと感心している。

今回も笑顔でつぶやいていた。


こんな寒い星でも、知的生命体はいるようだ。少し離れたところに村があった。

精霊は当然のように村に立ち寄った。

とても小さい村。この村の人々も冬の備えは十分のようだ。

短い夏の間に、冬を越すために必要な燃料を集め、秋には冬を越すのに十分な量の食料を収穫していた。

冬の訪れにはもう少し時間がある。他の生命体は巣ごもりを始めていたが、人々は最後の商売にいそしんでいた。

精霊はそんな人々の活動を、笑顔で見守っていた。


「う~ん、なんか少し寒すぎる気がする…」

他の似たような星と比べて、少し肌寒いと感じたみたいだ。

精霊は、村の広場から辺りを見回した。

少し離れた山のふもとに、小さな氷の城が建っているのが見えた。

まだ、氷が張るには少し早い季節。やっぱり少し違和感がある。

「あの城のせいで、より寒くなっている気がする…」

精霊は、そうつぶやいて、氷の城まで歩いていくことにした。


広場から氷の城の方へ道が続いている。

精霊は、氷の城に向かって歩き出した。


よかったら、コメント、感想、ブックマーク、評価をぜひお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ