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第9話 生まれ変わりは割とデジタル

<第9話>


生まれ変わり、とさっくり言っていたが。

地球人が死んだら色々あって恒星人と同じ状態になって、そのまま恒星人と共に暮らすのかと思ってたけど。


そのあと地球から回収された人々は巨大な塔の内部でミックスされるらしい。


「この塔は、アルテム・ウニバから来たものの複製なんですけどね、この中で人類の情報がミックスされて、次の情報となって地上の肉体に入っていきますよ」


「アルテム?」


「ああ、別宇宙の意味ですよ。

古代大陸を作り出した要因なんですけどねーまああなた方には関係ないのでスルーしててください。

そして、この塔は時空を超えてリンクしてるから、この中でアトランティス系からレムリア系の生体情報を構築し直します。

その際に、いろんな人の情報を一部ずつ抜き出してミックスして、新しい人を生み出してる感じね」


「輪廻転生って一つの魂が循環するのでは?」


「それはあなたたちが都合よく受け取ってるだけの話。

そうね、わかりやすいのはデジタルな世界よ。スマホ持ってるでしょ?

それ買い換えたら前のデータ移行する?」


「そりゃしますね」


「最初は丸々同じもの入れるかもしれないけど、性能がいいならアプリもたくさん入れたり、新しく画面変えたりするわよね。

それと同じで肉体はスマホ、情報はデータみたいなものなの。

今まではAndroidの勢が多かったんだけど、これからIOSの時代になるのでみんな買い換え始めてる状態が今ね。

だから、Androidで使ってたアプリとか全部入れ替えしていく、新しくしていくために新しいスマホの容量に入るように最適化していってるのが今という感じ」


わかったようなわからないような。

iCloudにアップロードしてた情報を新しいスマホに入れる際に、色々と組み替えたりするようなイメージなんだろうか。

でも、それだと同じデータが別のスマホに入るだけでは?


「それで、これを家族で共有するデータ、情報をミックスして新しいスマホ用に作り替えてる感じがここのお仕事ね。

今まで4人家族がいて、みんなクラウドでデータ共有してたとするじゃない。

そこに5人目の家族がスマホデビューして、クラウドを共有しようとした時に兄姉、母が使ってる「これは入れておいたほうがいいアプリ」とか厳選して入れさせたりするでしょ?

すると、兄姉のスマホのデータはそのままに、新しい5人目のアプリのセットが完成するし、画像とか音楽とかも勝手に入れられてるかもしれない。

そんな感じなのよ」


「人類は、全て同じクラウドを使ってる家族みたいなもんなんですか・・・」


「そう。その管理してるのが私たちね」


「なんでそれやる必要あるんです?」


と言うと、メーテル上司は唇に指を当てて


「ひ・み・つ」


とか言いやがる。

ははぁ、アーレンの気持ちがわかってきたぞ。



「このミックス作業をスムーズにするには、回収する生体電流の記憶情報が恒星人にうまく調整されてないとダメだから、アーレンちゃんとイチロさんのお仕事は、とても大事なんですよ。

真っ白な和紙を漉く前のコウゾの処理くらい大事よねー」


例えがわかりにくいが、なんかそういうもんなのだろう。


「それでぇ、ここからが本題なのだけれどー

前に話してたレムリアとアトランティスの話覚えてる?」


そういえば、最近忙しくて忘れてたが


「聞いた記憶はあります」


と正直に答えると


「あらあら、アーレンちゃんはもっとその辺話してあげておかないとー」


と上司が言うとアーレンがビクッとしてたりする。



「じゃあ私が教えてあげるわーそこに座って」


と言われるとまた椅子とテーブルが現れて、目の前にスクリーンが現れて


『古代大陸の神秘! 宇宙創生の歴史』


とか題字が現れる


「またそっからか!」


思わず突っ込んでしまった




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