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宿泊研修場後編1
近藤さんと一緒に施設の外にある自販機へ歩いていた。
いつのタイミングで告白しようかと悩んでいるとき。
「佐藤さん、この町での生活には慣れてきましたか?」
「良太との仲良くなったし、毎日楽しいよ」
「私も佐藤さんが楽しく過ごしているのなら安心です。私、ずっと気にかけていたんですよ」
そんな言葉を聞いて僕は口を開いた
「近藤さん、出会った時から好きでした付き合ってください」
「……。」
近藤さんは少し沈黙の後
「私もずっと気になっていました」
「はい、喜んで」
勇気を出して告白した結果僕たちは付き合うことになった。
「僕と付き合ってくれてありがとう」
「こちらこそよろしくお願いします」
ジュースを買って、二人照れながら部屋に戻った。
その後の時間は嬉しさのあまり、あっという間に過ぎ去っていった。