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妖魔狩り  作者: 望月満
19/22

其ノ壱拾八 別れの後、出会いの始まり



更新が1週間ペースくらいになってる……

 しとしとと、雨が降り出した。雨は我の身体を濡らし続ける。


 森を走る我の頭の中で、母の死の残像がまるで嫌がらせの様に浮かびあがる。

「何でっ……! どうしてお母さんが死ななきゃいけないんだ――」

 我の心の中は、メチャクチャになっていた。

母の死の悲しみと、母を殺した妖魔への怒りと、


母を見捨てた我の弱さと、己自身への嫌悪感が()い交ぜになり、我の心を破壊しようとしていた。



 木の根で走りにくくなっていた森を抜けた我は、ある町に出た。

「――ここは、何処だ?」

 森から一歩も外に出たことがなかった我は、人間の住む町がどういうところなのか、ということを全く知らなかった。

「…………」

 見たことのない景色を、我は(しばら)く呆然としながら見つめていた。

その時――、


ヒュンッ!



風を切り裂く、鋭い音。その音に我はハッとして音の方を振り向く。

振りむいた先には、真っ暗で何も見えない路地。


刹那、


我の方へ、赤い霧が降りかかってきた。

一瞬で我の漆黒の髪も、着ていた服も、顔も鮮血の赤に染まる。


「――……あ」


 我の頭の中で、母の死に姿が()ぎる。そして、

「あら……? 妖魔の子供? 変ね……」

 つぶやきと共に、路地から姿を現したのは、

一人の女性だった。

「そこの妖魔の子。あなたくらいの歳の妖魔は、人間の住む町には出ないはずでしょ? 危険だから」

「っ……」

 我は、女性の言葉より、

女性の持つ刀に気を取られていた。


月光に反射して鋭く光る、刃。


母を殺した、妖魔の姿が鮮明に浮かび上がる。

「――お母さんを……善くも……、善くも!」

 我は刀を持つ女性に向けて、駆けだした。

「!」

 女性はすっと目を細め、静かに我を見据える。

そして、

跳びあがり、殴りかかろうとした我の顔面を空いている左手の平で鷲掴(わしづか)みにしたのだ。

「っ!」

 我は目を見開く。そして、

「がはっ!!」

 女性は我をいとも容易(たやす)く投げ飛ばした。腹部から着地した我は、呻き、その場に蹲る。吐血し、口元を(ぬぐ)う。

「ねぇ。一体何があったか話す気はない? そんな、いきなり飛びかかってこられたら、

狩るよ――?」

「狩、る……?」

 我は眉を(ひそ)め、女性を見つめた。



 ……ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなs(強制終了ww

今回、何だか手抜きです。ハイ。作者自身、自覚しています。すいません…。

しかも、かなり中途半端、、、、、、

次の更新は、頑張ります! 多分!

感想、批評、アドバイス、質問、その他何でも受け付けております。

多い日でアクセス数が100になったので、ちょっと作者、浮かれてます。まぁ、ここで一番人気の人とかは、1日に何千、何万というアクセスがあるのでしょうが。でも、それでも100って、嬉しいですっ♪

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