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第6話 最初の棋譜

どうも春野仙です。ついに対局シーンです。棋譜はオリジナルでソフト検討を入れながら作成しましたので多分設定に近い棋力に仕上がったと信じたいです(笑)。譜号の読み方はグーグル先生に聞いてもらうしかありませんが、将棋を知らない人にも楽しんでもらえるように工夫したつもりです。もし譜号が分からない方は文章だけでもお楽しみください!


 ルナに背中を押されて畳の上へ踏み出すと、突如騒音が消えて周囲が六角形の壁に囲まれた。どうやら各面に盤面が映し出されて観戦しやすいようにする仕組みらしい。


 俺とレインが座布団に座ると、


[賭けの内容はレイン、10万G、ショウ、棋士団への加入です。賭け将棋のため対局前にサインをしてください]


 と電子的な声が流れた後、ごちゃごちゃと長い説明文と白紙のウィンドウが表れた。ただ、気になったのは既にルナのサインが書いてあることだ。どうやってルナまで棋士団に引き込むつもりか分からなかったが、恐らく連帯保証人的なシステムだろう。


 適当に自分のユーザーネームで登録したショウという文字を書く。


 [対局者はショウA10級とレインA四段です。持ち時間は20分秒読み30秒、先手はショウです。それでは対局を始めてください]


「「お願いします」」


 互いに軽く頭を下げた。


 俺は、左側に置いてあるボタンの無いデジタル式チェスクロックが進んでいることを確認して、手の震えややり場のない苛立ちを抑えつつ思考を開始した。


 対局前に考えなければならない点が幾つかある。


 まず、WSCにおける棋力。初心者は10級からスタートはいいとして、Aってなんだ?いくつか候補は考えられるが……。とりあえず相手の棋力は四段という認識でいいだろう。


 次に負債金額の予想だが、強制対局はCランクで棋士団への加入はAランク。つまり1人当たり5万以上50万以下か。


「おい」


「何だ?」


「お前が先手だぞ」


「初手を考えている。思考の邪魔をするな」


「ふっ。本当に初心者か。駒の動きくらいは分かるんだろうな?」


 レインは他意無く単に退屈そうだ。


 それからも俺はひたすらに対局と関係のない思考を巡らせた。


 幾らか確認したが対局中はウィンドウが表れないし、外部へ連絡はもちろん、ログアウトもできない。恐らく助言やマナー違反を防止する目的だろう。


 それにしてもルナは聖稜館について知っているようだった。だが、あの過剰な反応は一体なんなのだろう。そもそもルナの本当の棋力はどの程度なのだろうか。


 チェスクロックにはボタンがない。これなら押し忘れで時間切れなんてことは起きないだろう。ネット将棋と同じく手を離したら自動で時間が切り替わると予想される。


 それにしてのコイツ等の目的は本当にルナの勧誘なのか?ただ高段者の勧誘にしてはどうにもルナに固執している。それにシンジが漏らしたあのお方とは一体。


 そこまで考えて一度思考を止めた。


 ……あれを使うか。


 恥ずかしながらも神童と呼ばれた元凶にして、俺が将棋を将棋を嫌う原因となったもの。


 右手を丸めてその中にため息を吹きかけることで集中力を高める。


 追いかけるだけの集団、絶妙なタイミングでのシンジの登場、執拗なまでの勧誘、そしてルナに訊きたい話。


 数多の可能性が列挙され否定されていく。



(視えた、な。そういうことか。稚拙ながらも意外と周到な作戦だ)



 シンジの真の狙いを理解し、対策を立てたところで俺は次の、目下対面する最大の問題にシフトした。


 さて。俺は将棋が嫌いだ。何なら盤駒を見るだけで悪寒が走り吐き気がするほどだ。


 そもそも俺は本当にこの対局をする必要があるのか?


 ここで、投了するか。なんなら時間切れ負けでもいい。


 どうせ俺は聖稜館での要件を済ませれば二度とこの世界には入ってこないのだ。ルナには申し訳ないが、多少行動を制限されたところで、とは思う。


[秒読みを始めます]


 無機質な声が部屋に響く。


 だが、いくら嫌いなゲームでも、自分に損害は無くても、ルナには案内してもらった恩がある。借りは返すのが人として最低限のマナーというのは誰に教わった言葉か。


[十秒]


 俺は覚悟を決めて思考を加速させた。俺の本当の敵は盤上にはいない。


[二十秒]


「……これが最善だな」


[1・2……]


 俺は怒りを抑え、不快感を無視し覚悟を決める。

 

 そのせいか、思ったよりも強く駒を叩いてしまった。


 初手 ☗2六歩。


 これは居飛車の宣言だ。俺の得意戦法は別にあるが、最初に覚えた定石だけあって深く記憶に残っている。


 レインが強くこちらを睨んでくる。まあ、常識的に考えてこれは完全にマナー違反だ。初手に持ち時間を浪費して指すということは「お前なんてろくに考えなくても勝てる」と言っているようなものなのだから。


 まあ昔のプロでも似たようなことをした人がいたそうだから簡便してくれ。


 二手目 ☖3四歩。


 実に平凡な一手。ここからまだ居飛車も振り飛車も可能で選択肢は広い。だが、あまりにも早い駒の動きに彼の「読む時間は要らないんだろ?」という強い意思を感じた。


 三手目 ☗2五歩。


 これは飛車先の歩を伸ばす一手。俺も「ああ。そんなものはいらない」と言うように早指しで返す。


 次の手でレインは3三角と飛車先の攻撃を防御してきた。これによりすぐには仕掛けられなくなった。その後も早指しを維持したまま駒組が続く。


 ☗7六歩、☖6六歩、☗3八銀


 ここでレインが☖4二飛車と飛車を振り、四間飛車を表明した。


 四間飛車は江戸時代から伝わる典型的な振り飛車で古くから居飛車党が潰そうとしてきたが数々の進化を遂げて常に一定の人気を誇る戦法だ。


 有名な例としては居飛車穴熊に藤井システムや四間飛車から角交換する角交換四間飛車がある。


 今回の駒組から考えて、と四間飛車の作戦の種類、定石、対策を思い考慮しつつ作戦負けしない駒組や差し回しを考える。


 ……のが普通だ。


 だが、俺は迷わず駒を掴んだ。俺の駒を動かす手を見てレインは怒りを込めて静かに言った。


「ナメてるのか?」


 幾ら拒もうとも、昔将棋を指していた人間として向こうの言い分も理解できる。

そしてこの反応を見た瞬間、勝利条件が揃ったことを確認した。


 


 対局場の外。いつの間にか増えた数十人のギャラリーが六角のパネルに映し出された画面を見つつ感想を寄せている。


 WSCではシステム的に防音になっているので助言にはならない。


 そんな一角でやや距離を取りつつ対局を観戦する金髪ツインテールの少女とスーツを着こなす青年。二人の間には非常に険悪な雰囲気が流れ、観客も近づこうとしなかった。さながら、川の中州である。


 そんな二人は将暉の指した手、☗2七銀を見て声をあげた。


「「棒銀⁉」」


 周囲にも騒めきが走った。


 序盤の十手程度は棋力に関係なく、最低限の定石を知っていれば誰でも指せる。ただ、それを過ぎると少しずつ戦法の種類に関する知識、定石、対策などから棋力の差が表れるのだ。


 四間飛車に対する棒銀は2七ではなく3七に上がり相手の飛車先をけん制しつつ急戦を仕掛けるのが普通。将暉の選んだ作戦では銀が戦場から取り残される可能性や相手の飛車先に対する抑止力としての能力が低い。


 要するに、ある程度の棋力のある人物からすれば将暉の手は完全に最低限の形しか知らない雑魚にしか映らなかった。


 それと先ほどの会話から将暉が将棋初心者であることを確信したシンジが誇らしげに告げる。


「いやいや、これはあまりにお粗末だね。本当に保証人になって良かったのかい?」


 保証人というのは賭け将棋の補助システムであり、同数の同行者が署名することで追加の賭けを行うものだ。今回はシンジの売り言葉に買い言葉対局中の二人と同じ条件を賭けていた。


「ボクはマサを信じてるから。マサなら勝つよ」


 ルナは断言こそするも将暉の真意を測り損ねていた。


(人違いとしても……マサ、宝箱解いてたよね?いくら盤面を進めているとはいえ、ある程度の七手詰めを解くだけの棋力はあるはず。そもそも勘だけで間違えずにそこまで指し進めること自体やや異常だし。つまりマサは絶対に初心者じゃない)


 彼女はそれから横でひたすら煽り、喚き立てるシンジをすべて無視して思考に浸っていく。


 一方で依然として早指しのまま


☖3二銀☗5八金☖9四歩☗9六歩☖6二玉☗6八玉☖7二銀☗7八玉☖7一玉☗6八銀☖8二玉


 と互いの玉を囲い合う姿が写る。映像内ではレインが乱暴に駒を打ち付けていた。


 しんしんと静かに指す将暉に対して荒れ狂うレイン。


 同等の棋力であれば明らかに冷静な将暉が良く見える態度だが、将暉を初心者と確信している者にとってはうっかりと魔王の逆鱗に触れた村人の如く無様に見えただろう。


 レインが一手指すごとに空気が震えた。


「ふふ。今のうちに入団の手続きでも始めるかい?」


 すでに勝ちを確信したシンジ。


 しかし、ルナはその発言を無視した。シンジはそれを状況に対する焦りと解釈したが、内心は少し異なっていた。


(今日一日、ボク、マサに好感を持たれるようなことしたっけ?)


 ルナは今日一日を思い返す。


(案内してあげたのはプラスだけどマサは少し不満だったみたいだし、そのあとよく分からない奴らに追いかけまわされたし、腹立つヤツの勧誘を長々と聞かされたし。これって総合的に見てマイナスだよね?もしかしてマサ、ボクのこと嫌ってる?でもって別に負けてもいいとか思ってる⁉)


 シンジの予想通り、ルナは焦っていた。だがそれは将暉を怒らせたのではないか、という疑惑故である。


 混乱する少女を置いて無慈悲に盤面は進んでいく。




 最初に持ち時間を全て浪費した上に四間飛車に対して棒銀という作戦負けに等しい戦法を選ぶ初心者。レインの目には俺がそう映っていることだろう。


 既に賽は投げられたのだ。盤外を含めて俯瞰した時、この対局には絶対に勝たなければならない。俺は☗2六銀と銀を前進させた。本来なら自玉を囲う前にここまで指すが、この勝負に勝つにはこれが最善手だった。


 このまま攻めを許すわけにいかないレインは一瞬考えてから☖4五歩と飛車先を伸ばして駒を捌きに来た。


 やや古いが角交換は居飛車有利という格言したがって☗3三角成☖同銀と進む。


 そのままノータイムで☗1五銀と指した俺に対してレインの手が止まった。


 さすがは高段者。いくら苛立っていても読みを入れるタイミングを間違えるようなヘマはしない。折角なので俺も時間を使わせてもらおう。


(次に☗2四歩から飛車先の突破が成立するのでこれを受けるしかない。第一感は☖2二飛車だがそれは☗2六銀と引いて3筋から銀を使える。これはこちらにとっても不満が無く、向こうからすればチャンスを逃した形になるだろう。他に考えられる可能性としては……)


 その瞬間、レインは持ち駒の角に手を添えると自陣のすぐ近く、☖5四角と打った。


 位置的に自陣角と言ってもいいであろうこの角は棒銀対策として有名な手だ。その目的は飛車先の牽制と玉頭攻め。例えばこちらが☗2四歩と突けば☖同歩☗同銀☖2七歩と飛車先を止めて2筋からの反撃を狙う。


 カウンターを主力とする振り飛車党にとっても肌に合う作戦なのだろう。


 俺は複数の選択肢を並列して考える。


(玉頭を守るなら☗7七銀か☗2六歩、飛車先突破を目指すなら牽制を無効かできる☗2六飛車か☗5五角。以上を踏まえれば☗2六歩が一番理にかなった手だがこの変化は☖2二飛車から千日手になる可能性が高い……が、これでいい。向こうは俺を格下とみているだろう。WSCで千日手になった場合の勝敗は知らないが格下相手に千日手は屈辱だからな)


 俺はそれぞれ更に数手先の変化を考えて☗2六飛車と指した。秒読みでギリギリではあったが指す手は決まっていたので問題はない。


 それから


 ☗2八飛車☖5八金☗7七銀☖6四歩☗5六歩☖7四歩と表面上は穏やかながらも水面下での激戦が始まっていた。


 もっとも、表面だけ見れば肉食獣からどうにかして身を守る被捕食者にしかみえないだろう。


 相手の攻めを誘ってみるか。これ以上囲いを発展されてもこちらが不利になるだけだ。

そう考え☗2六銀☖4四銀☗3六歩と向こうの銀を前線へ呼び込む。


 そして俺の☗3六歩を見た瞬間、レインがついに動いた。


 ダムに穴が開いたように一気に敵駒が攻め込んでくる。




 ☖4六歩とレインが4筋の歩を突いて侵攻を開始した。


 腕を組み対局を観戦していたシンジが余裕そうにルナを煽る。


「ここまでは偶然攻めを防げていたみたいだけど終わりだ。彼の捌きを見るがいい」


「へえ。楽しみだね」


「ふん。その仮初の余裕もいつまでもつことやら。どう見ても3六の歩が浮いて、それを守る手順がない。この歩を取れば角銀が捌け、飛車も扱いやすくなる。そもそもの棋力さを考えてもレインの勝ちは揺るがない!」


「ご丁寧にどうも」


 淡々とした無感情な返事。


 シンジは棋力差があるにも関わらず、ここまでせめぎ合いをしているという事実に疑問を抱いていなかった。


 一方ルナは髪を弄りつつ盤面を凝視して読みを入れる。


(ボクはマサ持ちかな?)


 それから互いに持ち時間を消費しつつ(将暉は秒読みだが)指しては進む。


 ☗4六同歩☖3六角☗3七銀☖6三角


 ここまではシンジの読み通りだった。


 ここでルナの読みが外れる。彼女の読みは☖6三角の代わりに☖5四角だった。


 将棋というのはある意味残酷なゲームで棋力によって見える世界が違う。それが今、顕著に表れた瞬間だった。


 レインが角を引いた瞬間、間髪を入れずに将暉が持ち駒の歩に手を伸ばし


☗3二歩


 と打つ。


 パシンという軽い音と共にレインが目を見開いた。


 一見ただで取れそうな歩。だがそうすると飛車の均衡が崩れて将暉の攻めが成立してしまう。だが無視すれば一方的にと金ができて不利になる。


 つまり


「マサが一本取ったみたいだね」


「……」


 先程までの勢いはどこへ行ったのか、シンジも黙っていた。


(それにしても☖5四角でも同じでいいのか……。ここまでの将棋を持ち時間なしでするって、マサって本当に何者?)


 観戦するルナの胸は高鳴っている。自分と噛み合った深い読みにあの絶対的に不利と思われた棒銀からのこの盤面。興奮するなという方が難しいだろう。


 また、それとは別にルナには気になっていることがあった。


(それに、あの駒の持ち方、置き方、読みの速さに指し回し……似てるけど……もしかして?)



「やるじゃないか」


 対局中相手に話しかけるのはマナー違反……とは言わないがそれでも話しかける人は少数だろう。実際、今のレインの声もただの呟きだ。


 だが、この一言でレインの雰囲気が変わった。



 俺は正面のレインの呟きに気付かないほどには集中していた。理由は実に簡単で。


(時間が足りない……)


 そもそも将棋になぜ持ち時間があるのかと言えば変化に富む中盤や一つのミスが命取りになる終盤で熟考するためだ。そんな基本的なことを忘れるとは……。


 ブランクというのも侮れない。と言っても最初に思考をまとめたのとどっちが良かったかと言われれば微妙なところだが。


 ☖3三桂☗3一歩成☖2四歩


「ここか?」


 俺は直感的に角を放った。


 レインが唸りつつ苦し紛れに手を進める。



☗6六角☖4三金☗2四歩☖2七歩☗4八飛車



 飛車を動かす手に無性に懐かしさを感じた。



☖2四飛車☗3二と☖2八歩成☗同銀☖3六角



 レインの猛攻を、一歩間違えればすぐ不利になるような攻めをいなしつつ先ほどの感覚を思い出す。


 将棋を離れて久しいがこういう感覚は身に沁みついているものなのだと理解するには十分だった。いくら嫌いになっても、いくら恨んでも、身に付いた癖は離れてくれない。



☗2七歩☖2五桂☗4五歩☖同銀☗4四歩



それと同時に気付いてしまった。



☖5四金☗4三歩成☖4七歩☗3八飛☖3七桂成



対局を楽しむ自分の存在に気付いてしまった。



☗同飛車☖4八歩成☗同角☖1四角☗4二と



勝てば嬉しい。負ければ悔しい。こんな基本的な感情すら理解できないくらいには俺は子供なのだろう。だが、そんな俺にできる償いはこれ位なのだ。



☖4六歩☗5二と☖7一金



やはり俺は将棋が嫌いだ。嫌いでなければならないし、恨むだけの理由も十分だ。こんなゲーム大嫌いだ。



☗5三と☖同金☗同と☖2三飛車☗8六桂



『それならまた、将棋を好きにしてあげるよ』


 ふとそんな少女の声を思い出して俺は自嘲気味に笑う。


 そんなことができるなら是非ともお願いしたいものだな。




「負けました」


 渾身の攻めを受け流され、敗北を察したレインが投了したのはそれから間もなくであった。


いかがでしたでしょうか?初めての対局シーンであり、どの程度将棋を知っている方かによって内容の理解度が変わってくるかと思いますが、前書きにも書いた通りあまり将棋の知らない人にも楽しんでいただけるように工夫したつもりです!

あ、第一部は次で終わりです。数日以内に出しますので最後までお読みいただけると幸いです。

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